さよなら1996。 | まきおの隠れ宿

まきおの隠れ宿

劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!

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2013年9月23日。

若手公演BEAT POPSが、無事千秋楽の幕を降ろすこととなりました。

楽日の2ステージを終え、感慨に耽る間もなく劇場復帰に大忙し。

全て片付け終わってやっと、
ああ、終わったんだな、なんて改めて色々思い出したり。

稽古開始から2ヶ月。

歌稽古から始まり、芝居の稽古、振付、ダンス稽古と休む間もなく続き、
それでも稽古時間が足りずに深夜まで稽古。同じ釜の飯を食う時間も惜しんでの稽古、稽古、作業があってまた稽古の毎日。

僕は歌、ダンスの稽古だけは休ませてもらってキーボードの練習の時間に充てていました。
でも、芝居の稽古は自分の出番がある、ないに関わらず、全日程参加すると決めていたので、僕もより若手たちの気持ちに近い感覚でやれたような気がします。

千秋楽を終えて。
とにかくホッとしました。

若手たちの芝居を観ながら、一喜一憂した毎日。

レイコと道太のシーンの二人と、お客様のリアクションをモニターで観ながら、今日はどんな芝居をすることがみんなへのベストパスになるのかを悩み抜いて登場した初登場シーン。

こんなに全神経を集中させて舞台に挑んだことって、無かったかも知れません。

いつも本公演で、どれだけ自分が先輩たちに甘え、引っ張って貰っていたか。

引っ張っていかなきゃならない立場に置かれて、その大変さと、自分の未熟さを思い知る毎日でもありました。

だからこそ、
今回は若手育成公演でしたが、

僕の方こそ、
彼らと共に過ごした時間の分だけ、成長させてもらったと思っています。

また後輩たちには、
BEAT POPSで感じた沢山の想い。
芝居は楽しいんだって気付いた瞬間。
くだらないことで怒鳴り合いの喧嘩になったこと。
いくら頑張ってもできなて、ダメダメ言われ続けて泣きたかった毎日。
沢山のお客様にいただいた、沢山の拍手と、僕らへの愛。

全部、決して忘れないで、大切にして、次のステージへ向かって欲しい。

みんなすごく頑張った。
だからこそ、今の自分たちで満足しないで、お客様の温かさに甘え過ぎないで、もっともっと試行錯誤して、自分たちの可能性を探し続けて欲しい。

そんな風に思います。


この12日間、BEAT POPSに足を運んで下さった皆様。僕たちと一緒にこの世界を盛り上げて下さった皆様、僕を含め、まだまだ未熟な今回の座組を、本当に心から応援し、見守って下さった皆様、

本当に、本当にありがとうございました!

皆様にいただいた沢山の想いを大切に、これからも全ての舞台を全力で、ガンバろうと思います!

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