ドンキーの翼、劇場いん! | まきおの隠れ宿

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劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!


昨日、4月22日。

東京ストーリーテラー一行は、いよいよ池袋、シアターkassaiに劇場入りしました!

ストーリーテラーは、出演者全員が客演という形のユニットで、小屋入りしてからの仕込みや準備にも出演者全員が参加。スタッフさんと協力して本番へ向け準備が進んでいきます。

照明部で吊り込みや灯り作りに協力する役者。
小道具の買出しや加工に従事する役者。
舞台監督さんと共に舞台装置や袖周りなとの相談をしながら修正していく役者。
特に何をしろ、と言われる訳でもないのに、各々が自分に出来ることを見つけて動く。

ちょっと劇団ぽい空気。

学生時代からの劇団育ちの僕には、この「裏方も自分達でやる」というのが逆に居心地が良く、また、公演に向けて一歩一歩近付いていく感覚が、役者としての自分たちに「いよいよ本番だ!」という熱気と活気を与えてくれて、結構好きだったりします。

基本的に、男子が舞台、女子が小道具その他の楽屋でできる作業に別れます。

僕はリコリスの時は、「自分の店は自分で作る!」と店内の食器諸々をすべて自分で調達。カウンターの中を改造して実際にシンクを作ったり、なんてしていたのですが、今回は特に僕個人が用意しなくてはならないことはないので、照明さんの灯り作りに参加。
普段スタジオライフでは音響部なので、こういう機会に他の仕事を手伝うのは純粋に楽しかったりします。
照明知識はほとんどないので、吊り込みとかの作業はほぼ眺めていただけですけど(笑)

女子が買出しや小道具作業のため、舞台や客席には男子ばかり。

灯りを作りながら
役者が必要なところへ入るのですが、

「牧島くん、もっとちっちゃくなってくれる?(笑)」

なんて、久間さんに突っ込まれながら、なんとかラストシーンまでの灯りが完成。

僕の役は主演の仙崎さんとしか絡まない役なので、灯り作りで他の役者と絡めることが嬉しくて、ちょっとはしゃいでしまいました(^_^;)


今日はいよいよ場当たり。本番と同じ環境で出演者全員が舞台に揃います。

美術ができて、
灯りが入って、
曲が入って、

長机とパイプ椅子で稽古してきたドンキーの翼が、どんな世界になるのか。

出演している側ながら、楽しみです♪( ´▽`)

いよいよ明後日には初日、そして一週間後には千秋楽なんですね💦

あっと言う間の公演になりそうですが、だからこそ、一日一日、瞬間瞬間を大切に、観にいらして下さる皆さんに、今の僕らにでき得る最高の舞台をお見せできるよう、精一杯頑張ろうと思います!