今日はリアルシンデレラストーリー千秋楽。昼の金の靴千秋楽をなんとか観られることになり、劇場に向かいました。
前回のリアル観劇は完全に初見で、序盤の徹さんには圧倒されまくり、とびさんのジークフリートと魔女の一人二役に驚かされ、林さんのアドリブにドキドキし、また、見慣れない若手のドレス姿に言葉を失い、喜劇王山本芳樹の王子に度肝を抜かれ、青木さんの可愛さにメロメロになり…
一言で言うと、完全にお客さんとして楽しんでしまいました（笑）
後輩に偉そうに言えることなんて何もなかった(^_^;)
今日は金の靴初見。千秋楽なので今後の参考になるような意見を出さなくては！というプレッシャーもなく、またまたのほほんと劇場に向かいました。
奥田さん、堀川、神野、平居が役代わり。これまた面白い三人組になりそう。
先日観たガラスの靴の関戸、緒方、松村は本当にハマっていて、関ちゃんの軽妙さ、緒方のちょっと根暗な役作り、新人の奥ゆかしさを生かした松村のポディショニング、三人のバランスが絶妙でした。織田も以前一緒にやったじゃじゃ馬慣らしやWhiteの時に比べると、役に引っ張られた部分もあってか、かなりパワーが出てきた印象。後輩が頑張ってる姿を見るのはそれだけで嬉しいもので、まだまだ一人前とは言えないまでも、今の彼らに出来ることを全力で体現している姿に、身内ながら感動すら覚えたものです。
さてさて、金の靴の三人組はどうなのかな…？
見る前の予備知識なし状態だと、奥田さんが引っ張り、堀が食いついて神野がマイペースに責める、これもまたなかなかバランスは良さそう。堀と神野は元々同期で息はぴったり。奥田さんも後輩に愛されまくるキャラなので、
寂しくはないはず（笑）。個人的には奥田さんと堀の役が逆でもいいんじゃないかと思うのだけど、それだと普通過ぎるかも知れない。現に観劇前、堀が中村をどう演じるのかにかなり興味が湧いていたので、このキャスティングは正解なのかも。山田は先輩の方がバランス取りやすい気もするし。そして勿論平居さんにもかなり期待（笑）
地元の駅前のSoftBankショップでiPhoneの代替機の返却手続きに手間取り、今日もギリギリで劇場に到着。
遅刻だけはお客様に申し訳なさすぎるので、間に合ってホッと一息。
入場するとガラスの靴三人組が前説中。ほぼ定刻だっただけに、場内は既に満席、僕が最後の入場。舞台上の三人に軽く挨拶をして着席。
そして、開演！
冒頭の徹さんの講義から既にこないだと違う（笑）。ダブルキャストの違いなのか、楽日だからなのか解らないけど、遊ぶ遊ぶ(=´∀｀)人(´∀｀=)
その後ストーリーが進行していく中にも楽日ならではのニヤリが含まれていて、先日のガラスの靴よりかなり笑ってしまった(^_^;)
奥田さんの歌、堀のメガネ、神野の口笛な何故～のリフレインなど、三人組もかなりツボ(メガネは事故だけど)に入って、この三人組もなかなか良い♪( ´▽｀)
いつもカッコイイ堀がダサいのもなかなか新鮮（笑）
二回目ということで、ネタを知っていて観ていたので、何気なく観ていた初見よりも、伏線がしっかりと自分の中に引っかかり、特に継母の林さんとお父さんの関ちゃんが、案外細かい芝居をしていることにちょっと感動。こういう細かいことって演出じゃなく役者のセンスでやることが多いのだけど、物語の世界に厚みと説得力を持たせるのにはすごく重要なファクターだと僕は思っていて、いいなぁと思いました。
クライマックスからエピローグに至る下りは、二回観てもまだ全ては理解し切れなかったかなぁ…なんていうか、ストレートに伝えてるメッセージはしっかり来るんだけど、裏打ちされた意味とかそういった物までは、拾い切れなかったかも。これは僕の感受性の問題なので、ちと悔しい。もう一回観たらまた違う景色も見えたかも知れないなぁ(>_<)
ともあれ、金の靴千秋楽。素敵な舞台だったと思います。舞台挨拶で少し見え隠れしていましたが、やっぱり大変だったんだろうなぁ。でも、課題も沢山あっただろうし、やってる皆はまだ納得いくとこまでできてない部分もあったかも知れないけど、でも、毎日満員の中舞台に立てる幸せ、本当に心から噛み締めてほしい。僕もつい最近、リコリスで同じ感動と感謝を味わったからこそ、切にそう願います。
まだまだみんな若いんだから、悔しい思いもした方がいい。無駄なことなんて、一つもないんだから。
そんな風に思いました。
夜はガラスの靴の千秋楽。
観られないのが残念だけど、本当に本当の千秋楽。大切に、大切に幕を閉じて貰えたら、と思います。
リアルシンデレラストーリーを支えて下さった皆様、本当にありがとうございました！
間もなく夏十二夜の稽古も始まります。少しだけ逞しくなった彼らと同じ板の上で芝居をするのが、今から楽しみです。
追伸。
前回のガラスの靴観劇時に比べると、原田が何言ってるのかかなり解りました！ちょっと感動するくらいでした。
ただ、冨士と原田のコンビ、喉ギリギリ(>_<)
後一回、踏ん張れ！