いよいよ楽しみにしていた3連戦のスタートです。夜行バスで東京へと向かいますが、平日の夜と言うこともありガラガラでした。早朝6時過ぎに初めて新宿駅のバスタに降り立ちました。
名前の通り、築地市場の目の前に建つ朝日新聞本社ビルの中にあるホールです。流石にこの時間はまだ誰も来ていませんでした。ソファーに腰掛けて少しうとうととしていました。しば らくして本日参戦のもう1人の仲間が到着し、今日もしばらくさやちゃん談義に花を咲かせていました。
18:00ホールのスタッフに促されて2階にあるホールの入口前のロビーまで上がりました。流石にご自由にお持ちくださいと朝日新聞がテーブルの上に置いてありました。物販コーナーがあり、上妻さんやさやちゃんなど本日の出演者の皆さんのCDが並べられていました。さやちゃんのCDを見ている人は残念ながら見受けられませんでした。入口前で入場する観客を見つつ待機していましたが、やはり顔の分かるさやちゃんファンは来てはいないようでした。
ライブ開始10分前、入場し席に着きましたか、入り口でパンフレットをもらい開けてみると、そこにはセトリらしき曲名もありました。予想し ていた通りではありましたがまさか1曲だけ?
19:00定刻に開演、1部のスタートです。
ピアノ奏者の男性とパーカッション奏者の女性がステージに登場。続いて上妻宏光さんが洋装で登場。1曲目は津軽よされ節をアレンジした曲、2曲目は津軽じょんから節をベースに作られたオリジナル曲虹色の風。民謡と言う感じではなくは新しいジャンルの音楽、カッコいいと言う言葉が似合う、とてもリズミカルで力強いまさにFute Traxsという感じの音楽でした。
そして1人目のゲスト、さやちゃんが紹介されステージに登場しました。方言トークで盛り上がり、山形弁が英語に聞こえると言われたことからアリャセヘイヤーと言う曲を作ったと言う話をし、アリャセを一節唸るさやちゃん。いつもの曲の前振りと同じ展開なので、えっこのステージでアリャセ歌うの?いくらなんでも無茶だべって思いましたが流石に歌いませんでした(笑)
1曲目は最上川舟唄
ピアノとパーカッションと上妻さんの三味線の演奏、そして後半上妻さんのお囃子も入り、今までに聞いたことのない、ここでしか聴けないまさにFute Traxs。ジャズの要素も入っているようでとてもカッコいいです。残念ながらこの感動を文字にしてみなさんに伝えることは難しいです。
2曲目は東京
さやちゃんが曲の説明をして歌います。
ピアノとパーカッションの演奏で。こちらもやはり今までに聴いたことのない、ここでしか聴けないverです。さやちゃんの歌声の素晴らしさがすごく引きたてられている感じがして、とても新鮮で素晴らしかったです。客席からの拍手がなかなか鳴り止みません。さやちゃんを知っていてさやちゃん目当てで来ているファンはかなり少ないと思われますがそれにしてもなかなかの反応です。さやちゃんの歌声の素晴らしさがこの2曲で十分に伝わったようで嬉しいです。
今日のステージは2曲だけでしたが、とても貴重な2曲であり、わざわざ足を運んだ甲斐があったと思える本当に素晴らしい2曲でした。重ね重ねみなさんに文字にして伝えられないのが残念です。
1部の最後は、秋田荷方節と言う曲をベースにした楔(くさび)と言う上妻さんのオリジナル曲。賑やかな曲で、客席の拍手などもあおり盛り上げていきました。
1部の最後は、秋田荷方節と言う曲をベースにした楔(くさび)と言う上妻さんのオリジナル曲。賑やかな曲で、客席の拍手などもあおり盛り上げていきました。
(オフィシャルツイッターより)
1部終了後15分間の休憩です。ホールを出てCD売り場に行ってみると、先ほどとは打って変わって嬉しいことにさやちゃんのCDを手にしている方がけっこういるようです。やはりあの歌声を聴いた後ですからね。
2部は白いきものに袴姿の上妻さんが登場。津軽じょんから節など正調の民謡を2曲演奏後、2部のゲスト、熊本出身の民謡歌手田中祥子さんが登場し、おてもやんやお座敷唄など熊本の民謡を披露。
最後に全出演者がステージに登場し、惜しみない拍手が送られました。
アンコールで上妻さんが再登場し、出演者全員でのコラボを期待したのですが、上妻さんの独演で1曲演奏をし終演でした。
余韻に浸りながら会場を後にし、2人でのささやかな打ち上げ会を行いました。
今日は新宿のカプセルホテルに宿泊です。あの狭い空間意外に落ち着くんですよね(笑)
明日さつづく!