7月8日、今日はずっと楽しみにわくわくしていた特別な日です。午前6時30分夜行バスで東京駅に着きました。まずはあんぎー生誕の地へ。
さばの味噌煮とブルーチーズの撮影場所である渋谷、Don’t Know Whyの撮影場所である目白庭園などを再度尋ねてみた。以前にも何度か訪れていたので写真はあまり撮らなかったが、目白庭園の池では生まれたばかりのカモの赤ちゃんがお母さんの横で愛らしい姿を見せていた。それにしても今日は暑い。
お昼は以前から気になっていた、親子丼の名店人形町の玉ひでに行ってみた。
行列覚悟で行ったのですが、開店直後の11:30過ぎということもあってかまだ全然並んでおらず逆にちょっと驚きだった。これはラッキーと思い店内に案内されるとなんと店内で15人ほどが並んでいた。やっぱり並ばないと食べられないんですね(笑) 食券を購入し廊下のようなところで20分ほど待ちました。客席に案内されると若いカップルと相席です。着席するとそれほど待たずに食事が運ばれてきました。
最初は冷たいお茶と温かいスープです。こちらのお店は東京軍鶏を使っており、スープはその軍鶏の出汁で作ったスープです。そして親子丼が運ばれてきました。蓋を開けると黄金色に輝くとろとろ卵が目に入ります。お客様が蓋を開けた時がちょうど食べごろになるように、厨房から客席に運ぶ時間も計算して作ってあるそうで、軍鶏の歯ごたえとたまごの硬さ加減がいい感じでなかなかおいしかったです。男性には量は少ないかな、もう少し食べたいなというくらいでした。
食後は東京スカイツリーに行ってみました。登りはしませんでしたが真下から眺めるのも壮大で面白いものです。今日はたまたま光の輪がかかっていました。
そして六本木ヒルズへ立ち寄り仲間が情報をくれたジブリ展を見てきました。プロデューサーの鈴木敏夫氏とコピーライターの糸井重里氏のやり取りの手紙や映画配給までの流れなどの説明の展示が主なようで、映画のポスターなども多く展示されていました。
17:10六本木ヒルズから徒歩10分ほどの六本木クラップスへスマホのナビを頼りになんとかたどり着いた。開場までまだだいぶ時間があるしチケットの裏に押された整理番号順の入場ということもありまだほとんどだれも来ていなかった。
階段を下りて会場入り口の前まで行ってみると、リハーサルが始まっているようで中から音漏れして聞こえてきたが、なんと生のドラムの音色が聞こえた。えっ!これはもしかしてあの娘とのセッションが見れる!高まっていたテンションがさらに高まり早く中に入りたい衝動に駆られる。中からスタッフの人が出てきて、開場の10分前に集合してもらえれば大丈夫ですからと言われた。少し蒸し暑かったのでその場を離れ地上へと出ると仲間と歓談し ながらその時を待つ。
開場15分前に再び会場前に行くとだいぶ人が並んでいた。スタッフの指示で整理番号順に整列し開場を待つ。自分はけっこう後の方の番号だった。18:30入場開始です。入り口でチケットとドリンク代700円を支払ってドリンクチケットとビンゴカードとチラシ、そしてレコード大賞企画賞受賞記念のスッテッカーが3枚も付いていた。少人数ずつ区切られてはやる気持ちを抑えつつ入場すると、ステージにはピアノとドラムセットがあった。
ゆらゆらゆららのMVでドラムを叩いていた中学生ドラマーの佐藤奏ちゃんの演奏が見られるのは間違いなさそうだ。さすがに抽選で当たった幸運の持ち主80名だけが見られる七夕シークレットライブ、これはすごいライブになりそうな予感 。店内左端にあるカウンターで生ビールを受け取ると、そのすぐ前の席が空いていたのでそこに座った。ステージと客席がものすごく近い、というか最前列のテーブルからステージまではなんと0㎝!さやちゃんに手が届くくらいの席である。期待が高まりテンションも最高潮。もう準備万端です。80席の客席はもちろん満員。
19:30場内が暗転しいよいよスタートです。
1曲目Flower Picking Song
メロディーとさやちゃんの歌声が流れてきた。
「こんにちは~」
ステージにはさやちゃんの姿は見えない。周りをキョロキョロすると客席後方からの登場だった。客席内を歌いながらひと回り。目の前まで来たときしっかりとさやちゃんと目が合った。そしてさやちゃんとってもいい匂いがしました♡さらに客席をもうひと回り。ひとりひとりのファンとしっかり目を合わせていたようで、さやちゃんのこのライブにかける強い思いが伝わったのか客席も一気にヒートアップ。
2曲目Cod Fishing Song
さやちゃんの気合も半端ないくらいなのがビンビンと伝わってきます。
実は初めてなんだよなって言えない人がいるかもしれないので一応自己紹介。特別なライブなので今まで話したことのないエピソードもひとつ話してくれました。
これは当日参加された方だけの特権ということでここでは書かないことにします(笑)
3曲目 東京
solayaさんのピアノソロで。
デビュー曲であるこの曲は幾度となく聴いているが、歌い込むほどに味わいが出てきてやはり何度聴いても心にしみる名曲ですね。そしてこのピアノソロver. はさらにこの歌の良さが、さやちゃんの歌声の良さが引き出されていて素晴らしいですね。
4曲目 さばの味噌煮
久しぶりに聞けました。東京と続けて聴かされるとなんか泣けてきます。高校を卒業し夜行バスで上京し、朝東京に着いたときに見渡す限りビルばかりで、ビルに谷間に挟まれている太陽を見つけたという気持ちを書いた楽曲。
5曲目 だもんでレボリューション
みんなで練習。まずは♪ららら~
そして、「突然の~」客席が「パカパンパン」とすかさず返すとさやちゃんなぜか大ウケ!
すごい!客席大合唱!すごい盛り上がり!
ここで15分ほどの休憩。
「これで終わりじゃないから、休憩終わったらまだまだ楽しいことあるから。」と言いつつさやちゃん一旦ステージを降ります。自分が座ったすぐ後ろの通路を通って客席後方の控室に戻ります。
休憩の間ステージ上にはテーブルが設置され、お皿と納豆やゆで卵、さばの味噌煮などが用意されました。一体何が始まるの?後半さ続く(^^)/
休憩が終わるとさやちゃんがその手に炊飯器を抱えて登場。客席も驚きを隠せない。
「おにぎり握ろっと!」なんとステージ上でおにぎりを握っちゃうらしいです。
テーブルの横にはマイクスタンド。BGMはボンジョビのIt’s My Loveとケニーロギンスのデンジャーゾーン。さやちゃん歌いながらおにぎりを握る。It’s My Loveは和風テイストにアレンジしてあるのか三味線の音色も聞こえる。この三味線実はさやちゃんが演奏しているそうです。すんごいカッコイイ!さやちゃんが発表すると客席からは大歓声が上がる。カッコイイ音楽とのミスマッチが面白い。
素手ではなくラップにご飯を乗せて握っています。さやちゃん曰くとても握りにくいとか(笑)さばみそや納豆、ゆで卵はラップに包んでそのままクラッシュして具に使います。ゆで卵は前日にさやちゃん自身が茹でたそうで、スーパーにゆで卵を買いに行き「茹でてあるゆで卵ありますか?」と頭痛が痛いですみたいなことを言ってしまい、店員さんもゆで卵って茹でてあるんじゃないかみたいな反応だったそうです(笑)が、結局ゆで卵は売っていなくて自分で茹でたそうです。
そしてここからはヤバい系かな(^^;)なぜかグミ、そしてうまい棒明太子味。全部で10個くらいできたのかな。これを食べることのできるラッキーな人は、そうですビンゴで決めるんです。しかもこのビンゴ、さやちゃんが勝手に好きな数字を言っちゃうと言うもの。それを親方が横で書き留めていました。時間少し押しているようです。まず1個目は「6」、続いて「2」、次は「9」、矢継ぎ早にさやちゃんが言います。この3つの数字なんだか分かりますか?さやちゃんファンならもちろん分かりますよね?6月29日さやちゃんの誕生日ですよ(^^)「さやちゃんおめでとう」と客席から声がかかる。こんな感じで同じ数字を何度も2度言って客席から突っ込まれたりしながらテンパりそうになりながら和やかな雰囲気で進みます。親方も何個か言って勝者10数名がめでたく決まり、ステージ上で授与式が行われました。さやちゃんが握ってくれたおにぎりなんて金輪際味わえるチャンスは無いかもしれないから、当たった人はほんとに貴重ですよね。さやちゃん一旦ステージを降ります。ステージ上が片づけられて高めの椅子が用意され、さやちゃん再登場。
椅子に座って
6曲目 頼りない羊
7曲目 大切なハナシ
そしてここでスペシャルゲスト中学生ドラマーの佐藤奏ちゃん登場です。客席から大きな拍手。
solayaさんと奏ちゃんとさやちゃん3人のコラボはやっぱりこの曲から。
8曲目 ゆらゆらゆらら
生のドラムの響き、迫力カッコイイです。奏ちゃんの演奏素敵でした。さやちゃんのパワフルな歌声はドラムの迫力に全然負けていません。
9曲目 シャルロットの舞踏会
奏ちゃん、ライブの前には愛犬の写真を見て気持ちを高めるそうです。
10曲目 ブルーチーズ
奏ちゃんの出番はここまでです。
奏ちゃんがステージから降りる際横を通って行ったので、かっこよかったよって声をかけたら頷いてくれました。
11曲目 River Boat Song
今日はsolayaさんのピアノソロ演奏で、なんとGOMESSさんのラップをさやちゃん自らやるという初の朝倉ップver.
12曲目 おかえり-manzumamake-
アンコール
やっぱり最後はさやちゃんの原点でもあり大好きな民謡です。
なんとここでもサプライズです。
初公開の南部牛追い唄です。しかもマイクなしの生声です。小さめの会場には十分すぎる圧巻の歌声は流石感動ものです。やっぱりさやちゃんの民謡は最高です。
最後に生声でご挨拶「ほんとにありがとうございました!」
さやちゃんが去り際に客席からハッピーバースデーの大合唱が巻き起こり、最後にファンからさやちゃんに素敵なサプライズになりました。
それにしてもこんなに客席がステージでパフォーマンスするさやちゃんと一体化して盛り上がったのは、今まで百何十回さやちゃんのライブには足を運んでいますがほんとに初めてです。それだけさやちゃんもすべてを出し切り最高のパフォーマンスを見せてくれたからだと思います。これぞ本当の意味の最高のライブだと思います。さやちゃん心に残る最高の七夕の夜をほんとうにありがとう。わざわざ東京まで行って本当によかった。