「妊婦さんに水銀を含むインフルエンザワクチンを打ってはいけません」 | 世界一幸せな医者石川眞樹夫のブログ『今日も好い日だ』

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【妊婦さんが打ってはいけないワクチン】

というキーワードで検索すると、以下のような一文が出て来ますが、この内容には重大な問題があります。妊婦さんは、少なくともチメロサール水銀を含むワクチンは、たとえ不活化ワクチンであっても、打ってはいけません。お読み頂く方が勘違いすると困りますので、その部分は取り消し線で消した上で紹介します。

 

検索で出て来る一文の例:『妊娠中は生ワクチン(麻疹・風疹・ムンプス・水痘・ポリオ)の接種はできませんが、不活化ワクチンは接種のメリットが副作用などのデメリットを上回る場合は接種可能です。 これを有益性投与といいます。 特にインフルエンザワクチンは有益性が高く、妊娠中の接種が推奨されています。』

 

早期胎盤剥離や、子宮頚管無力症など、妊娠後半に、咳がひどくなることをどうしても避ける必要がある場合は、チメロサールフリー(水銀を含有していない)のインフルエンザワクチンを選びましょう。医療機関にそのようにお願いすれば、取り寄せて下さる医療機関も多いはずですし、大都市では検索をすると「チメロサールフリーインフルエンザワクチン選択可能」とHPに記載しているクリニックも最近は見つけることが出来ます。

 

2024年8月9日にシェアしたNOTE.COMで御紹介したように、水銀は中枢神経に強い親和性があり(脳に集まる性質があるという事です)、胎児が母体を経由して水銀(ワクチン添加物としては「チメロサール」と表示されています)にさらされた場合、先天性の神経機能障害や自閉症スペクトラム障害の原因になる他、生まれてくる赤ちゃんが女の子の場合、先天性の卵巣発育不全を引き起こす可能性、将来の卵巣腫瘍、卵巣嚢腫などの原因になる可能性もあります。

 

「お母さん自身ではなく、生まれてくる赤ちゃんの脳や卵巣が、障害されるという意味です。」

 

水銀(チメロサール)の神経毒性は学術的にも既に完全に証明されており、それゆえにチメロサールフリーのインフルエンザワクチンも製造されている訳です。これを知らずに、妊娠中に水銀(チメロサール)含有インフルエンザワクチンを打って、生まれて来たお子さんに障害が生じてしまうような事態はぜひ避けて頂きたいのです。

 

私が産婦人科医として仕事を開始したのは昭和63年〜平成元年にかけての事ですので、30年以上前になりますが。当時は、妊婦さんに対しては、一切のワクチンを勧めない事が原則で、先天性風疹症候群を避けるために、妊娠を考えた段階で風疹抗体価を事前に調べておくように指導がなされていました。

 

また、私が産婦人科を研修した当時、妊娠中に妊婦さんが風邪、インフルエンザに罹患しても極力抗生剤は使用しないで、安静とビタミンCの投与、妊婦さんが安全に飲める漢方薬で治療するようにと、当時の産婦人科の指導医から厳しく指導を受けたことをよく覚えています。(元々、インフルエンザを含む風邪は、たとえ妊婦さんが罹患しても直接胎児に影響する事はなく、きちんと寝て休めば治る疾患です。)

 

元々は副作用を避けるために、医療機関受診の上処方箋でなければ手に入らないお薬の多くがOTC薬と呼ばれる市販薬として販売されるようになった現代日本では、頭痛を生じても、風邪を引いても、市販の薬で対処して、無理な生活を続けて、いよいよ具合が悪い状態や、隠れた慢性疾患が表に出現した手遅れの状態で病院を受診する人も増えています。

 

妊娠と出産、その後の育児については後悔先に立たずです。

 

妊婦さんのワクチン接種については極めて慎重な選択が必要で、打たずに済むワクチンは(コロナワクチンを含めて)決して打たないという気持ちで御自身の母体と胎児を守って頂きたくお願いします。

 

クリニック光のいずみ
院長 石川真樹夫