先日、秋月辰一郎先生の著書から引用して、
『子どもの偏食をどう指導するか』
についての一文を先日ご紹介しました。
今日は、味噌の栄養がいかに優れているかの資料をシェアさせて頂きます。
我が家でも毎朝味噌汁の方針は貫かれています。味噌汁は、まさしく『上薬』(長く続けても害がなく、ますます身体の良くなる薬)です。ぜひ味噌についての理解を深めてください。
クリニック光のいずみ院長
自然療法小児科医 石川眞樹夫
-----------------------
私は子ども達にもこの味噌汁を毎朝必ず1杯は食べさせている。私は食養生をしたことがあるので子どもの食品や偏食の問題をいろいろと研究した。しかし子どもの食事と偏食の問題は非常に難しい。
やかましく厳格にしすぎても何にもならない。それで子どもには、毎朝の味噌汁に毎日交互に、わかめ、油揚、野菜を入れて、それを必ず食べさせることにしている。それだけをやかましく厳格にして、その他のことは、余り厳しくしない。厳しすぎると神経質になるからである。この方法は偏食の矯正に良いと信じている。
子どもの学校の父兄の集まりで、学校医としてでなく父として、虚弱児をどうするのか、子どもの偏食をどう指導するのか、これは大きな問題であった。私は発言を求められて、毎朝、わかめ、野菜、油揚げの味噌汁を、必ずきびしく食べさせる。その他の子とは、あまりやかましくしつけない、と意見を述べた。味噌汁を毎日欠かさないことは、親の義務とさえ考えている。