2024.7.7.
贔屓のラストデイを見届けることが長年の夢でした。
ついにそれが実現した日。
朝からイベントに参加しお見送りして千秋楽を劇場で観劇してフェアウェルパーティーで締めくくる。
初めてづくしだったけれど同士でずっとワイワイして過ごせて、こんないい歳になってもまるで学生時代の部活のよう!
目的が同じで好きな事好きな人が同じ人たちが集って1日を一緒に過ごすなんてもう久しぶり体験すぎました
あぁー楽しかったー
そして幸せだったー
白服を着て贔屓のお席に座る
卒業のご挨拶の中で贔屓が「ファンの皆さま…」と言う中のほんの小さな小さな1人になりたくてこの日までやってきた(劇場ではこの言葉はなかったけどその後の場でありました)
贔屓が少しでも想いを寄せてくれていると感じられたならどんなに嬉しいだろうと
それを経験させてもらえてとても満たされた日となりました
この日のれいこユリウス、海ちゃんアデーラへのセリフの語尾がいつも以上に甘かったなぁ
タカラジェンヌとして最後の黒燕尾、男役が整列する中、大階段を降りてスポットライトが当たる瞬間がたまらなく好きだったので最後だと思うとそこから涙が溢れ始めてしまい、銀橋真ん中で踊る姿にまた第二波が押し寄せ
とにかく必死にれいこちゃんの最後の男役姿を黒燕尾を目に焼き付けようと必死に観ました。
デュエダンでは2人からこれまでいただいた沢山のトキメキと幸せを思い起こしながら、心からの感謝を込めて精一杯の拍手を送ることができました。
そしてこの場に来れなかった友人の分も!
サヨナラショー、ロマ劇がねぇ。
お披露目の頃の嬉しい気持ちと胸の高鳴りがすごく蘇ってしまうんですよね。そしてまたウルッ。
マー❗️で始まるFull Swing!! 月担お得意の裏拍手拍子、久しぶりにノリノリでやれたことも胸熱でした
トップさん退団公演につきもののペンライト。
Rain on Neptuneで1番思い出に残っているシーンのRAIN。客席が一体となってライトを振ったあの曲で再びこうしてライトを振れる日が来るなんて。
最近気づいたんですけどれいこちゃんの歌うポップスの歌声がめちゃくちゃ好きなんですよね
だからRain on Neptuneの時もこの曲聴いて勝手に涙が溢れてしまったしG.O.A.TでもアコースティックコーナーでのWINDING ROADとか 空を飛べるはず なんかは頭から湯気出ちゃうくらい好きで
話それました。
そんな思い出のRAIN。右手でペンライト振って左手でオペラ持って覗いて、心はぎゅんぎゅん
ちょっと忙しかった笑
でも青いライトが左右に揺れてすごく綺麗でした。
前後しますが海ちゃんのデスホリからの曲 How Will I Know?は劇場を掌握するほどの圧巻の歌声。素晴らしすぎてウルウル。
え?本当に海ちゃんなの?と思うくらい!
公演当時よりレベルアップしていて集大成を観た感。本当によく頑張ってきたね!って大感動。自信持って外の世界へ羽ばたいて欲しいと心から思いました。
最後がデスホリからAlone Here With You。
ロマンチックで静かでありながら熱い愛の歌。
仲良しとかラブラブ感とかそういうトップコンビではなかったけれど確かな絆が見える、お互いを第1に思っていることが垣間見える2人でした。
月組を率いてきたトップコンビとしてこのサヨナラショーの最後を2人で締めくくる。
ムラ千秋楽の時はただただ終わり方(ロングKISS)に驚いてハクハクしてしまったけれど、この構成を考えたのがれいこちゃんご本人だと知り、海ちゃんへの愛と敬意を形にして示したんだなと。
深いよ…
愛が深い…
トップスターにしてはシンプルで小さめなブーケ。
見栄えなんかじゃない。
袴にはシンプルな白いブーケで。
そしてできることなら片手で持ち手を振ることができるように。
他の退団者に気遣いみんなで並んでいる時は手を振らなかったけれど緞帳前では手を振っていました。
あくまでも心にこだわる。
そこにれいこちゃんの人柄が表れていました。
れいこちゃんご挨拶
皆さま本日までこの月組公演に熱い声援を送ってくださいまして本当にありがとうございました
私は今まで沢山の役を演じてきました
その役全てが私の心を動かし豊かにしてくれました
宝塚の男役に憧れて無我夢中で演じてきた時間
本当に楽しかったです
自分のこと以上に誰かの幸せを願うこと
簡単なようでなかなか実践することが難しい
それでも一番大切なことを宝塚の男役に教えてもらいました
これからの人生も沢山の感情を経験し
精進して参ります
これからも新しい月組と皆さまの幸せを
心から願っております
本日まで本当にありがとうございました
最後までシンプルに。
自分の感情に溺れない。
月組を代表するトップスターとしてしっかりと。
少しくらい泣いたっていいのに。
れいこちゃんの言動っていつも大谷翔平くんに重なるんです。
全てを舞台に捧げる。
公演を第1に考えるからその他のことはひかえる。
どこまでも職人。
ファンからしてみたらもうちょっとやって欲しかったこと、そりゃありましたよ。
でもなんとなくわかっていました。
彼女ならこう考えてのこれなんだって。
どうやら合っていたみたいです。
誠実だな。
真面目だな。
ご卒業されてから改めてそう思いました。
それが月城かなととしてのやり方なのだからファンは喜んで受け入れます。
シンプルに舞台に全てを捧げてきた。
とてもストレートな生き方。
あぁー
もう
ほんっと
カッコいい人だわ
ラストデイ翌日、もう宝塚にれいこちゃんを観に行くことはないんだと思ったら心が無になって…
これが心に穴が空くっていうことなのカナート。
ブログに書き残したいのに何も言葉が出てこない。
職場に行くとヅカ師匠(職場お客様)が7/7にご来店され毎月歌劇とGRAPHをくださるのだけどそれが置いてあって家で並べて…
パラパラと素敵なれいこちゃんの写真眺めていたら急に寂しさが押し寄せてきちゃって。
長い祭りが終わったんだなって実感しました。
次の予定がわからないってめちゃくちゃ辛い!
今まで当たり前に先々の予定がわかっていたから。
でも心に温かさが消え残っている
卒業という大イベントを共有させていただけて月城かなとという人をさらに深く知ることができたから。
次に会える日を心待ちにしています。
貴方のファンであることを誇りに思います。
そんな風に思わせてくれて本当にありがとうございます
あらためまして。
れいこちゃん、ご卒業おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。
ちなっちゃんとじゅりちゃんの新生月組、れいこちゃんが残していったものを感じながらこれからも楽しみに観ていきますからね。
来週月曜はれいこちゃんの幼馴染みたいなひとこちゃんを観に行きます