7月22日
初めての名古屋 御園座遠征へ。
名古屋は最寄り駅から2時間もかからないから気軽に遠征できそう!と日帰りで計画していました。
いつも通りに起き家事してルーティンのテレビ体操10分ガッツリやってそろそろメイクしようかと思っていたら偶然同じ日に遠征予定だった友人から「新幹線止まってるよ!私はもう出る!」と。
え???
えーーーーー
行くの無理?
諦めるべき?
何をどうすればいいの???
とりあえず後は干すだけの洗濯物もほったらかしてメイクも半分状態で家を飛び出した
こだまが浜松まで動いているというのでスマホで新幹線チケット変更してスムーズに乗れて、そこからは必死に情報収集
途中、先が詰まっているため時間調整で停車したりしつつなんとか浜松下車。
浜松から豊橋、豊橋から名古屋、そして伏見を目指せばいいとわかったものの駅の混乱は凄まじくホームに入るのも規制があったり
開演時間には間に合わないかもしれないことを覚悟してしまえば激しく焦ることもなく、先を行っている友人を追っていけたので落ち着いて動けたのが救いでした
そしてなんとか開演15分後に滑り込めた〜
ここまで6時間!!
正午過ぎに復旧見込とのことできっと終演後には落ち着いているはずと観劇に集中。
終演後、あれ?まだ動いてなさそう、もう少しかな?と朝からまともに食事をとっていなかったので友人と呑気に名古屋メシにレッツゴー
味噌カツ美味しかった〜
どこかでスイーツも食べなくっちゃねって少なめにしました。
名古屋駅にひとまず戻りみどりの窓口で駅員さんから「復旧するかわからないままここで待つか今動いている浜松からのこだまに乗るかです」と言われようやく焦り出す
もうスイーツどころじゃない!とにかく前に進もう!どこまで行けるか今日中に帰れるのかもわからないけど!と浜松を目指した。
ここからが行きよりも大変で。
ひたすら並ぶ。
動いていないから新幹線改札内も使って先も全く見えない長蛇の列。エアコンなんてきいてる場所はほとんどなく暑い。
豊橋では1時間くらい並んだ↓
浜松では外で1時間半↓
外は時々涼しい風が吹いていたからなんとか頑張れた。
あちこちで駅員さんたちが声を張り上げ汗だくで整備していて、ちょっと話した駅員さんは東京から応援に来ていると。お疲れ様ですとタオルでパタパタしてあげました笑
そんなに大変な中でも質問するとどの駅員さんも親切に笑顔で対応してくださる態度に頭が下がりました。
だからこちらも気遣ってにこやかに話してみたり。
ついに新幹線こだまの改札!と思ったらなんとゲートが開いていてそのまま乗車!!そしてぎゅうぎゅうに押し込まれるかと思いきや余裕で座れた時の感動と安堵感たるや‼️
ゆったり座って新横浜まで。
テンション上がりっぱなしの私たちはやたら元気で最後までお喋りし続けて終始笑って楽しく帰ってきたのでした。そして終電にもギリギリ間に合い深夜に帰宅
これ、ぼっち遠征だったら途方もなく疲れただろうし不安だったはず。
遠征ハプニング、友人と偶然一緒だった奇跡に感謝でしたしその友人との仲もめちゃくちゃ深まりました
帰宅して急に思い出した言葉
ふたりで歩む遠い道のりもくたびれない
笑笑
まさにこれ!!!!
ぼっち遠征に慣れてきていたけど今回のことでちょっと怖くなってきました。
でも浜松から地元最寄り駅までタダだったので帰りも6時間かかったけれど得した〜なんて思っている私なのでした笑
友人あってこその気持ちカナート
次に遠征する時は起きたらすぐ交通機関のチェックをしようと思います。
体操していた10分が悔やまれる
やってる場合か!!
ドン・ジュアン
というわけでやっと感想です笑
だいもん主演のKAATでの初演を観た時は圧倒され過ぎて
コレタカラヅカナノ??
ウソデショ??
ダイモンスゴスギ
みたいなことになって今でもあの衝撃は忘れられない。あれから8年も経ってるというのに。
その高いハードルにひとこちゃんがどう挑むのか。
どうしたって比較されるとわかっているしなんせ作品自体ものすごいエネルギーが必要であることは百も承知。ひとこちゃんも怖さはあったと想像します。
けれどそれを乗り越えやってのける人だと信じていたからこそ絶対生で観たかった!
行かなくては後悔すると。
ひとこドン・ジュアン、持ち前の三白眼を武器として迫力ありながらも色気も漂わせて良い意味で宝塚だった。
極限の宝塚!!
だいもんには宝塚を超える凄まじさと衝撃、毒々しさと声量にひたすらうちのめされたけれどひとこちゃんは美しさも残して満たされないものを追い求める哀れな青年であることを忘れさせない。
だいもんとばかり比較するようで申し訳ないけれど私はだいもんファンだったのでお許しいただきたいのですが…
だいもんが「この作品で宝塚を辞めても悔いはない」「1回の公演で全てを出し切っていた」というようなことを話していた気がするけれど、ひとこちゃんも本当に全身全霊をかけてやっていたからこそ2階後方席の私も世界に引き摺り込まれたし声が枯れないか、体力持つのかと心配になるほどの熱量。
見事にやってのけていた。
プレお披露目でこれだけさらけ出して大爆発したらもうこの先怖いものなどないのでは?
期待を大きく上回る見応えあるドン・ジュアンでした。
あんな男、絶対好きにはならないけど最後は哀れではあっても幸せなんだよねってなれる。周りでは鼻をすする音があちこちで。
美咲マリア。
もーーーーーほんっっっとに声が良い
ずっと前から目をつけていた娘役さん。
冬霞の巴里も生で観て感激したけれど今回はフレンチミュージカルな上に持ち歌も多い。
そして可愛い。
石彫りで傷だらけという手のテーピングにすらキュンとする なぜ?
初演のみちるマリアも瑞々しくて良かったけれど美咲マリアは顔もスタイルも歌も全てが好きすぎました
推せる!!
ていうか、ひとこ&美咲コンビって話してる時の空気感もトキメキの宝庫なんですよね!
見ていてキュンが止まらない
コンビ萌えだーーーーー
今後も追っていくと決意しました。
ゆりちゃんアンダルシアの女のお腹案件。
もちろん注目しましたよー笑
思った以上に引き締まっていて薄くて良いお腹ーーー
頑張ったね!ゆりちゃん!
けど動きがやっぱりゆりちゃんでなんかホッコリしちゃう私でした笑
きっと誰もが「筋トレしよう」って思ったことでしょう。
あとはじゅんこさんパパが良かったなぁ。
デスホリのお爺ちゃんでも泣かされたけれど、体裁を気にする貴族で最初こそ冷徹さを感じるけど親としての愛の深さがドーンと伝わってくる。
愛をテーマにした作品、彼女の表現が大きな支えになっていました。
美羽愛ちゃんエルヴィラ。彼女がこんなに歌えるとは知りませんでした!
らいとドン・カルロ。安定感ありました。
終演ご挨拶でひとこちゃんが「新幹線運休で死に物狂いで来られた方… お帰りもお気をつけて」と言ってくださり労ってくださって報われた気持ちになりました。
終演後、お隣のおばさまに「だいもんが来てるわよ」と教えられ慌ててオペラかまえると見えました!!
そのお隣にがおちゃんがいるのは幕間に気づいていたけれど他の人は見えなくて。
ひっさしぶりの生だいもん
感激する私にそのおばさまがどんどん話してくるので私も初演を観て圧倒されて放心したこと、ひとこちゃんの歌声がだいもんのそれと重なる瞬間が何度もあって感慨深かったこと、れいこちゃん担としてひとこちゃんはれいこちゃんの幼馴染みたいな存在だからこそ見届けたかったことなどを話していたら何やら涙が出てきてしまって
終演後に初対面の方を相手に泣きました笑
名古屋って近いと思っていたけれどそれは新幹線のお陰。インフラのありがたみをひしひしと感じた遠征となりました。
プログラムの裏も素敵
当時あまり気にしてなかったけどだいもんに抱きついているのみちるちゃんだわ!
幕間に食べたアイス最中が染みた
そうそう。
後から知りましたがだいもんとがおちゃんの他に初演メンバーがズラリだったそうで。
みちるちゃん、くらっちもいたとか!
おだちんとあみちゃんもいたそうでそこまで見れなかったのが残念。
だいもんは翌日のソワレにはムーランルージュの公演に出演していたと!
あのインフラパニックの中、愛でしかない
作品も、観に行くのも、愛だー
久しぶりにだいもんのドン・ジュアンを聴いて振り返っています
懐かしいーーーー
花組バージョンも配信開始されたらダウンロードするぞ
れいこちゃんロスがかなり和らいだ気がします。
れいこちゃんもきっと行くよね。
ひとこちゃんがドン・ジュアンにラファエルとして出演していた頃なにに出てたっけ?とブログ遡ったらローマの休日で美容師マリオやってました。
あの役サイコーだったな