工場内のエアコンから出るドレン水に含まれる油分についての注意について

工場内のエアコンから出るドレン水は、油分を含んでいます。

この油分は、環境に悪影響を与えるだけでなく、エアコンの故障や火災の原因にもなります。そこで、工場内のエアコンから出るドレン水に含まれる油分についての注意点を以下にまとめました。

ドレン水は、専用の油分回収装置に接続して処理することが望ましいです。

油分回収装置は、ドレン水から油分を分離し、回収することができます。

油分回収装置を使用することで、ドレン水の量を減らし環境負荷を低減することができます。

油分回収装置がない場合は、ドレン水を直接排水溝に流さないでください。

ドレン水は、排水溝の中で固まりやすく、排水管の詰まりや悪臭の原因になります。また、排水溝から流れ出たドレン水は、地下水や河川などの水質汚染につながります。ドレン水を排出する場合は、必ず専用の容器に収集し、廃棄物として適切に処理してください。またはドレン水をきれいな水に変える装置などもあります。

このドレン水の水質調査や濃度検査を行うことも可能です。

御必要な際は弊社までお声がけください。

 

ドレン水を容器に収集する場合は、火気厳禁の注意書きを付けてください。ドレン水に含まれる油分は、引火性が高く、火花や静電気などの発火源に触れると燃え上がる可能性があります。ドレン水を保管する場所は、火気や発火源から離れた涼しい場所にしてください。また、定期的に容器を交換し、溢れたり漏れたりしないように注意してください。

 

いずれにしてもドレン水の垂れ流し等、自然環境にも悪影響しかありません。

ドレン水の油分を分離させるような装置を使い油分濃度を5ppmもしくは

3ppm以下にしてから流すなどの対応に努めましょう。

 

近隣の畑などの農地から「油が入り込んでるんですけど!」などの

クレームが入ってからでは遅いのです。

 

此方の装置に関しましても弊社までお問い合わせください。