令和5年10月10日、『改革無所属の会』から議長へ『議会改革』13項目の提言書を提出し、議会での議論を促しました。

 

姫路市議会 改革無所属の会 『議会改革』13項目の提言

 

1.   第2回定例会の個人質疑質問の日程の見直し

現在、姫路市議会では年4回の定例会の内、第1、3、4回定例会は個人質疑質問の日程が3日間の中、第2回定例会のみ日程が2日間で窮屈なため、3日間に見直すべきです。(個人質疑質問がしっかりできる環境を整える必要があります。)

 

2.   質疑質問時間の見直し

現在、姫路市議会では、質疑質問時間について今期、改選後に一定例会において、『10分/議員』(桃源時間は別途)を基準として会派所属議員の人数分が割り当てられることになりましたが、議員の本分は市政運営を厳しく審査し問題点について糺すことであるため、本来十分な質疑質問時間が必要であるにも関わらず、姫路市議会では僅か『10分/議員』(答弁時間は別途)を基準にした時間しか与えられないため、議員の責務を十分に果たせているとは言えません。一方、他の自治体の議会では、1人会派の議員にも十分な質疑質問時間が保障されています。(例えば、一定例会、質疑質問+答弁=60分等)

 

3.   本会議及び常任委員会等における公開方法の見直し

現在、姫路市議会の本会議は、傍聴と合わせてケーブルTVでのLive配信及びネットによる録画配信がありますが、常任委員会等は、傍聴はできるもののケーブルTVでのLive配信及びネットによる録画配信はありません・・・。他の自治体の議会ではYouTubeを活用し、本会議及び常任委員会等もLive配信及び録画配信されているため、姫路市議会もYouTubeを導入するべきです。

 

4.   常任委員会等の議事録の見直し

現在、姫路市議会の本会議の議事録は、全文筆記かつ発言者が記名の中、常任委員会等は、要点筆記かつ発言者が匿名となっていますが、常任委員会等も全文筆記かつ発言者は記名とすべきです。

 

5.   議長が常任委員会の委員に就任することの見直し

現在、姫路市議会の議長は、本会議では、採決の際、可否の意思表示できませんが、常任委員会等では、可否の意思表示ができているため、矛盾が起きています。よって議会を公平公平な立場で統括する役割を担う議長が敢えて常任委委員会の委員に就任するべきではありません。(各常任委員会等では議長等が審議状況を把握するため議長等の席が設置されています。)

 

6.   市議会議員が附属機関の委員に就任することの見直し

姫路市議会では、市長が設置する附属機関(審議会等)の委員に議員が就任しています。一方、二元代表制の中で議員が市長が設置する附属機関(審議会等)の委員に就任することは利益相反関係であるため法令等による場合を除き、他の肩書等を問わず、就任すべきではありませんし、仮に法令等による場合であっても議員の数や割合は慎重に検討すべきです。(市長と議員が馴れ合いになることは許されません!!)

 

7.   市議会議員が監査委員に選任されることの見直し

姫路市議会では、現在、議会選出の監査委員が2人就任しています。一方、本来、監査委員は、その役割から専門性を問われるため、会計士や税理士等に任せるべきで、議会選出の監査委員を段階的に減らすべきです。ちなみに議会議員の中から選任された委員には、月額62,000 円の報酬がでています。(既得権化しています。)

 

8.   議員にあった者が選挙管理委員会委員の選挙へ推薦されることの見直し

現在、姫路市選挙管理委員会の委員は、4人の委員全てが議員にあった者が議会からの推薦により選挙を経て就任していますが、全国的にも稀な状態で、議会の既得権化しているため、止めるべきです。ちなみに委員長は、月額12万2,000円、委員は、月額82,000円の報酬がでていて既得権化しています。(委員長は、選挙事務に精通した選挙管理委員会の事務長等の経験者や委員には、色々な社会的立場や年齢層の一般市民の皆さんが選任された方が選挙事務の改革が進むと思います。)

 

9.   会派視察(公務)の見直し

現在、姫路市議会で会派視察は公務扱いで年間20万円/議員の予算が付けられています。一方、公務扱いのため、交渉会派(3人以上)の場合、会派担当職員が視察先へ随行していますが、このような例は、全国的にも極めて稀で止めるべきです。

 

10. 出張旅費支給の見直し

現在、姫路市議会では、議員が出張する際、定額で出張旅費が支給されています。一方、市民の大切な税金で仕事をさせて頂いている以上、定額支給から実費精算方式へ変更すべきです。(出張旅費支給については、概ね定額の方が実費よりも大きくなっていることで差が発生する可能性が大で、定額支給の利点にどっぷり浸かり過ぎています。)

 

11.  政務活動費支給方法及び支給額の見直し

現在、姫路市議会では、会派に対し、月額85,000円/議員を基準に所属議員数分を年4回、3ヶ月分を一括で会派へ支給されています。一方、会派への支給であることで会派の審査を経るメリットがあると言われていますが、支出された領収書等についてネット公開しているものの個人支出が曖昧になっているため、会派支給から個人支給に変更することで責任の所在を明確にする必要があります。合わせて、今後、更なる議員定数削減が実現した場合には、議員活動を保障するため支給額の増額を検討するべきです。(あくまで支給枠を広げるだけです。)

 

12. 議会基本条例・政治倫理条例の検証及び見直し

現在、姫路市議会では、平成23年、姫路市議会基本条例、平成24年、姫路市議会議員政治倫理条例が制定されています。一方、各条例制定後、10年以上が過ぎる中、一部改正はあった物の検証及び見直し等が実施されていないため、しっかりと検証及び見直しが必要です。

 

13. 議員定数の見直し

姫路市議会では、前期、議員定数を47人→45人に2人削減が進みました。一方、当時、47人→43人(4人削減)の議案が提案されましたが否決された経緯があります。今後、『議員定数』の議論が聖域にならないよう、更に『議員定数の見直し』の議論を積極的に進め、議員定数を45人から5人削減し定数40人の実現を目指します。(議員定数を45人→40人が実現すると延べ約8,000万円の経費削減効果があります。)

 

現在、姫路市議会では、第1項目の第2回定例会の個人質疑質問の日程の見直し』のみ見直しへ向けた議論を進めることが決まっていますが、それ以外は、全く議論する意思がありません!!😡💢(この状況が続く限り、姫路市議会は姫路市民の皆さんに信頼されません・・・。😒🤔)

 

現状は、残念ながら『市民の常識は、議会の非常識』状態ですが、私は『姫路魂』を持って諦めずに取り組んでいきます!!😠👊💪

 

実は、14番目のシークレット㊙️『議会改革』があります!!😆(いずれにせよ、『無断欠席』議員を有耶無耶にする議会では姫路市民の皆さんに信頼されません!!)

 

姫路市民の皆さん、今年一年間大変お世話になり、本当にありがとうございました。🙇

 

来年は、今年以上にふるさと姫路を良くするため、もっともっと姫路市政に、もっともっと姫路市議会に関心を持って下さい!!何卒宜しくお願い致します!!🙇

 

今後、限られた厳しい財源の中で、市民の皆さんに負担を強いることが増えて来ることは避けられない状況の下、市民の皆さんに厳しいだけの市政では全くダメです!!😠👊