私の町は結構大きく、日本人も多く居る為、図書館に日本語の本がそろっている。かなり古い本が多いが、それでもいろいろ楽しませてくれる。
というよりも、勉強の為にも英語の本を読んだ方がいいんだろうけど。。。
と思いつつ、期末の開放感から、ま、いっか。と日本語の本を読む。
今、ダニエル・キイスが書いた「ビリーミリガンと23の棺」という本を読んでいる。
結局、日本純文学ではなくて英語から日本語に訳されている本を読んでるのだが。。。
この本の前に、「24人のビリーミリガン」という本が出されている。
「ビリーミリガンと23の棺」はこの続編で、アメリカ、オハイオ州で多重人格者が犯罪をして警察につかまり、その後の多重人格の治療と裁判の行方を追った実話だ。
アメリカでの刑務所内での話し、政府の体制などを知り、話しには聞いていたけれど壮絶だ、と思う。話しは1970-80年代のアメリカ中部での事なのだが、多分今でもこの体制は続いているのではないだろうか。。。
今でも時々、ドキュメンタリー等で刑務所内での事が特集されるが、あの中での虐待はすごいらしい。虐待どころか殺しもあるとか。。。
イラクでのアメリカ軍の虐待が取り上げられていたが、それは刑務所内でも同じ、またはそれ以上なのかもしれない。
多重人格という事についても深く取り上げられていて、興味深い。
幼児期の虐待、特に性的虐待から自分を守るために、他の人格が出来あがるそうだが、一人の人間がここまで可能性を秘めているのは驚きだ。
彼は精神的にいつも不安定でこれだけ精神に悪い環境でも、必死に生きようとしている。
これほどまでに劇的な話しが主人公の視点からだとしてもノンフィクションだという所も読むのに熱中させられる。
うーん。。。久しぶりにはまった本だ。