2011.5.13 #289 悪臭に参ったドロ出し。~GW牡鹿半島ボランティアレポート⑦
2011.5.13 #288 関係Map作りました。~GW牡鹿半島ボランティアレポート⑥
2011.5.12 #287 旧牡鹿町公民館。~GW牡鹿半島ボランティアレポート⑤
2011.5.12 #286 ガレキとドロ出し。~GW牡鹿半島ボランティアレポート④
2011.5.11 #285 準備。~GW牡鹿半島ボランティアレポート③
2011.5.10 #284 きつかった畳運び。~GW牡鹿半島ボランティアレポート②
2011.5.9 #283 GW牡鹿半島ボランティアレポート①
東京に帰る日、5/8(日)のアサイチの作業は避難所に段ボール製の簡易ベッドの搬入と組み立て。
お伺いしたのは十八良(くぐなり)老人憩いの家。
より大きな地図で GWボランティア活動Map を表示
あ、右に写っているヒトはOWS事務局のGサン。今回のボランティア活動のリーダーとして、事前の手続きやら食材の手配などをしていただいた。
彼からお声掛けいただかなかったら、ジブンは今回この土地で仕事をさせていただくことはなかったと思う。
深謝。
搬入、組み立てを行ったのは、「背もたれ壁付き簡単組み立てベッド 癒倉(ゆくら)」 。

右におられるのは石巻市牡鹿総合支所の沼倉サン(と思う)。
この日は日曜日なのに、出勤されている。
穏やかな方で、我々の質問にも丁寧にお答えくださった。
初めてのヒトでもカンタンに組み立てられるこの簡易ベッド。
やはり布団ではご高齢の方でなくても冷えるし、起き上がるのも面倒。
ついたてに毛布をかければ、着替えや目隠しにもなるという。

さっそくみんなふとんを敷いて、組み立て10分後にはお城が完成(^O^)/
ちなみにこのお二人は親子だそうです^^;
静岡県にあるAOP LLP(エイオーピー有限責任事業組合) という団体が制作されている。
blogを拝見したら、今回のモノも5/3にここから送られたもの。
組み立てたことを報告したら、こんな嬉しい返信をいただいた。
ブログ初のコメントありがとうございます!!
癒倉を組み立てていただいたとのこと、感謝、感謝で涙が出ました。
また、貴重なご意見、情報をいただき本当にありがとうございます。
とても参考になります。
牡鹿に送った癒倉は特別仕様でより頑丈に出来ています。
重さも少し重くできていて、設置後の移動が困難だったかもしれません。
ただ、このように設置いただいたまさとんさんや、利用いただいた方の生の感想を伺えること幸せでなりません。
まだまだ、被災地には「癒倉」を必要されている方がいらっしゃると思います。
がんばって「癒倉を被災地にとどけようプロジェクト」をまだまだ続けていきます。
(*^_^*)。
ちょっとしたことからこのようなつながりができて、ちょっと嬉しくなった。
最低でもあと数カ月は続くこの避難所生活。
少しでもストレスが抑えられたら、と心から思う。
<今日の写真>
東京に帰る途中で、牡鹿半島の尾根を通る観光道路「コバルトライン(wiki)」をドライブしました。
といってもワタクシは助手席でしたが^^;
女川町から石巻市(旧牡鹿町)まで続くこの道路。

亀裂やら、

土砂崩れやら(-_-;)
極めつけはこの動画。
大きな亀裂の先にはなぜか30cmほどの隆起が。
1分ちょっとの動画ですけど、30秒後くらいからこの隆起が登場して、一旦クルマをバックさせて通行しています。
途中の大六天展望台から見た三陸の海はとてもキレイだったのですが...。
↓のあたりが女川原発です。
ここにも5/2時点で130人の地元の方々が避難されています。
2011.5.2 読売新聞 「女川原発内に130人避難…「他に場所ない」」
ここを避難所に選ばざるを得なかった地元の方々を思うと胸が痛みます。