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メンバーは4人。
いずれも同年代のオヂサンばかり。
リーダーはNPO事務局のGサン。ダイビング・インストラクターでもある彼は2度目の石巻入り。
あと、大手紙写真部のAサン、ジブンが所属しているセミナー委員会の委員長サンのHサン。
メンバー歴もイチバン短いジブンは、ホント役たたずで、カンペキにみなさんの足を引っ張る存在だった(-_-;)
こんなジブンにイヤな顔もせずにつれて行ってくださった3人には本当に感謝。

喜んでいるように見えるかもだけど、これは

大阪からおひとりさまで来られて、我々と一緒の仕事を加わってくださった桝井貴路サンに

たった2日半の作業だったけど、
行って良かった!
今回沢山の方にお会いすることができた。
地元の方や、常駐しているボランティア・リーダー、役場の方 etc...。
その行動力にはただただ感服。
他のボランティアや、自衛隊とか立場は違うけど、すれ違うときは敬意をこめてあいさつした。
「お疲れ様です!」
こんな連帯感を感じられたことも嬉しかった。
だいたいの日程はこんなカンジ。
5/5深夜 雑司ヶ谷(池袋)を出発。
5/6朝 石巻市鮎川に到着。
廃業した国民宿舎から畳搬出作業(キツカッタ!)
5/7 石巻市小渕浜
Sサン宅 ガレキ、ドロなどの搬出作業
Yサン宅 みそ蔵からヘドロ搬出作業(キツカッタ!)
5/8 石巻市十八成(くぐなり)
避難所に段ボール製簡易ベッドを搬入、組み立て
前日のYサン宅のみそ蔵ヘドロ搬出作業(キツカッタ!)
午後出発、深夜雑司ヶ谷着
こんなオヂサンが何の役に立てるのか、出発まではイロイロと迷った。
でも。
東京で悩んでいるくらいだったら、一度現地を見に行ったほうが良い。
地元の方から話しを聞かせていただくだけでも良い。
でも、どうせ見に行くんだったら、ついでに(?)ボランティアとして地元でご苦労されている方の手伝いをしてきたらなお良い。
汗をかいて、息切れして、握力が無くなって、筋肉痛に悩まされた体験は忘れない。
見に行けば、その土地に愛着がわく。
その土地のこれからが気になるようになる。
それが「息の長いお手伝い」につながると思っている。
被災地はまだまだボランティアを必要としている。
今回それを実感した。
都市部はともかく、牡鹿半島では特にボランティアは「枯渇」していると言ってもよい。
我々が帰った後、ここ旧牡鹿町鮎川地区に残るガレキ撤去のボランティアは常駐しているリーダーを除けば、あとは地元の二人だけ。
これじゃ何も進まない。
ジブンのようなオヂサンでもなんとかできたのだから、きっと誰でもダイジョーブ。
もちろん、ボランティアとはいえ、そこで生活されている地元の方々のご迷惑になったら意味がない。
ジブンがケガをしたり、体調を崩してしまっても同じ。
そのためには準備がとってもタイセツ。
これから、ジブンがちょっとだけ体験したことを、書いていきたいと思う。
みんなに伝えることもボランティアの仕事のひとつだと思うから。
最後に写真をいくつか。
いずれも集落がほぼ壊滅してしまった。

石巻市鮎川総合支所(旧牡鹿町役場)から海方向を見る。


石巻市小渕浜地区。

石巻市大谷川地区。
容易には信じられない厳しい現実がそこにはあった。