ゴールデンイーグルスは「思い」が感じられる逆転勝ちでしたね。
去年もやりました自己満足企画。
2010.3.8blog 今年のBallPark。
シーズンオフに改装した球場を紹介しています。
BallParkマニアのワタクシ^^;としてはやらないといけません。
今年も、去年同様各地とも小規模なモデルチェンジばかり。
内容も目新しいモノはないですねー。
すでに他の球場で導入されているものを取り入れたというオリジナル感乏しい内容です。
1.京セラドーム大阪 バックネット裏シート新設・外野人工芝張り替え
2.甲子園 スコアボードLED化
3.神宮球場 ボックス席新設
4.横浜・千葉 人工芝張り替え
5.ボールカウント表示のBSO化
といったところでしょうか。
1.京セラドーム大阪 バックネット裏シート新設・外野人工芝張り替え
2011.3.8 オリックス・バファローズ 京セラドーム大阪 2011年シーズン施設改修のお知らせ
オリックスが買収して以来、大阪ドームはほぼ毎年小改修を繰り返しています。
今年はバックネット裏にレザーシートに取り替えました。

この「エクセレントシート」は¥450,000/席で、地下駐車場と食事付きです。

バックネット裏のシーズンシート限定の食事エリアも作っています。
オリックス球団が管理しているもうひとつのホームグラウンドの神戸では、もうずいぶん前から同じサービスをしています。
ドーム球場では、西武ドームはおととしからレザーシートを導入していますし、福岡もテンピュール敷きだったりしますので、特に目新しい取り組みではなかったりします。
2.甲子園 スコアボードLED化
2010.11.12 阪神甲子園球場サイト 「阪神甲子園球場スコアボード更新工事とBSO表示への変更について」

この写真はこちらからお借りしました。
今まではブラウン管(!)だった左側の選手名を表示するスペースをLED化したというものです。
ま、ね。
今までブラウン管表示だったこと自体がオドロキですから。
3.神宮球場 ボックス席新設
東京ヤクルトスワローズサイト 「Ponta ドリームシート」

ご覧いただいたとおりです。
これまた「今さら感」イッパイ。
ちなみに、こういったボックス型シートはオリックスがもう10年以上前に神戸で導入しています。

こんなカンジ。
神宮みたいに球団が管理できない(ただの間借り状態)の球場としては、これくらいがイッパイイッパイなのでしょう。
なかなか満員にならない(失礼)神宮球場なのですから、バックネット裏2階席をもっとグレードアップしてもよいのにね。

神宮球場。写真右側の屋根のある部分が2F席です。1961年に増設されて以来、イスは替わってます(アタリマエ)ですけど、基本構造はできたときのまんま。
4.横浜・千葉 人工芝張り替え
千葉市サイト 「QVCマリンフィールドの一部がリニューアル」

QVCマリンフィールド
さきほど取り上げた京セラドーム大阪も今年は外野部分を張り替えましたけど、横浜と千葉は8年ぶりの全面張り替えです。
千葉はネーミングライツを売却して、工事費用を捻出しました。
とはいっても、両方ともすでに耐用年数が過ぎていて、硬化が進んでいたようです。
最近の人工芝はクッション性もよく、天然芝にかなり近い感覚だということですから、もっと早くやるべきでした。
人工芝の法定耐用年数は10年ですけど、選手の身体負担が大きくなる前に張り替えたいですね。
東京ドームは稼働率が高いという事情はありますけど、2002年、2007年と5年おきで張り替えていますし。
5.ボールカウント表示のBSO化
2011.3.1 日刊スポーツ 「野球のカウント表示がメジャー流に!」
今季から野球のストライク・ボール・アウトの表記方法がメジャー流になります。
球場や記録面でのストライク・ボール・アウトを表記する「SBO」が、最初にボールを示す「BSO」の順番に変わります。
ニッカンスポーツ・コムでも、スコア速報・原稿ともにBSO表記に変更します。
「カウント2-1から本塁打を打った」という原稿では、「2ボール1ストライクから…」という意味になります。

こんなカンジですね。これは甲子園です。
今まではご存じのとおりストライク-ボール-アウトの順で表示していましたけど、国際ルールはボール-ストライク-アウト(BSO)の順。
でもなんで今頃表示順を変えなきゃいけないの?と思います。
記憶のレベルで恐縮ですけど、昔メジャーリーグはSBO表示だったけど、それがいつのまにかBSOになってて、それが日本に伝わっていなかったということだったと思います。
サッカーと違って、野球ってローカル化が激しいという意味でフシギなスポーツだなと思います。
ま、ルール統一化はアタリマエのことですけど。
TV中継も今年からすべてBSO表示になりましたし、これがイチバン見た目大きな変更点かもしれません。
震災という特別な年に、野球がどのような力を見せられるのか、プロ野球にとっても正念場の年になると思っています。
それはユニフォームにただ喪章をつければいいってもんじゃないことはモチロンです。
今年はそういった目で野球を見守っていきたいですね。