そのときはあまりに理不尽なハナシに思わずカッとして書いてしまいました。
おなかを触られたと思った女子学生が、すれ違った後ろ姿の早大職員を(顔も見ないで)痴漢だと言いました。
一緒にいた男子学生二人がそのヒトを馬乗りになって暴行。
警察に引き渡しました。
警察は彼の指先に女子学生の服の繊維片が付着しているどうか調べもせず一方的に被疑者扱い。
彼は釈放された直後に飛び込み自殺...。
という事件です。
一見ありふれた痴漢冤罪事件ですが、いつもと違っていたのは、その早大生が取り調べの一部始終から電車に飛び込む最期の瞬間までをICレコーダーに録音していたことでした。
そのせいか、メディアでは思わぬ展開を見せています。
blogを書いた翌日には産経新聞で取り上げられていました。
この記事以外にも夕刊フジ、週刊ポスト、週刊女性で取り上げられたそうですので、目にされた方もおられるかもしれません。
また今日の夕方にはCXのスーパーニュースでもドキュメントとして放送されていました。
それらを見ていると、ますます警察現場の思い込み尋問の実態がはっきりしてきます。
明日6/15(火)23時から、ニコニコ動画でこのニュースが特集されます。
ボイスレコーダー公開!痴漢と呼ばれ自殺 「最後の声」に迫る生放送

痴漢容疑の取り調べのあと、間をおかずして自殺した25歳の男性の身にいったい何が起きたのか。
冤罪の疑いもあるこの事件について、男性が事情聴取を受けた際に自ら録音した「ボイスレコーダー」の記録を手掛かりに、ジャーナリストの津田大介氏の司会のもと、痴漢冤罪についての著書もある弁護士らが検証します。
番組では、まだ一般公開されていない(6月14日13時現在)ボイスレコーダーの音声を生放送番組の中で公開します。
男性の母親も出演予定で、事件についての情報提供を呼びかけます。
出演予定:
津田大介氏(ジャーナリスト)
井上薫氏(弁護士)
原田尚美さん(男性の母親)
ワタクシは満員電車では、両手を上着の中に入れています。
カバンをカラダの前にかかるようにしています。
理不尽な冤罪を避けるためです。
女性だけの一方的なコトバで拘留までされてしまう痴漢冤罪。
女性にも考えてほしい。
そう考えています。