
先週からNHKで「坂の上の雲」が始まりました。
視聴率的には17%で、内藤=亀田戦の43%には及びませんでしたけど、大河ドラマを見る層というのはだいたい決まっているので、まぁまぁだったのではないでしょーか。
まさとん。は内藤をプッシュしてました。
前に内藤=亀田大毅戦を見に行ったことがあったり、彼と握手したりしたことがあったからですわん

詳しくは2007年10月のblogを見てね。
でもまさか鼻があんなになるまで打ち込まれるとは...

ハナシがまたずれとるやろっ。
坂の上の雲です。

原作を活かしたナカナカ良い仕上がりだったと思います。
なによりモックンがカッコいいっ

LED AQUOSのTV-CMでもわかりますけど、モックン鍛えてますね~

♂が見ても「いいカラダ」してます^^;

前のblogでも書きましたけど、やっぱ制服姿はいいっすねぇ。
モックンだけでなくアベカンもカッコいいっす!

ドラマの中で印象的だったのが、アベカン・モックンが生まれた秋山家です。
二人の父はなにしろ伊東四朗なので?どこかおかしいのですが、秋山家はなにしろ貧しい武士の家です。
維新後アベカンは単に学資がいらない学校に行きたいという理由だけで軍人になってしまうくらいですから。
それでも、秋山家のしつけはきちんとしています。それに教育も。
武士が作り上げてきた江戸時代の優れた一面です。
どんなに貧しくても、武士の精神は失わない。
ある意味見栄ですが、それを貫くのは生活が厳しい中ではタイヘンなことですよね。
今日こんな雑誌を買ってきました。
文藝春秋増刊 「坂の上の雲」と司馬遼太郎 [雑誌]/著者不明

¥1,000
Amazon.co.jp
ここに以前司馬遼太郎が講演で話した言葉が出ていました。
人間にとって、秩序というものが文明だろうと思うのです。
ひょっとすると、行儀作法、しつけ、その他が文明の根幹かもしれません。
日露戦争では、日本は捕虜の扱いがフェアで人道的であったことを世界から称賛されました。
松山に抑留されたロシア捕虜のハナシは有名ですが、その扱いがとてもよかったため、ロシア兵が「マツヤマ、マツヤマ」と叫びながら投降したほどです。
江戸幕府が締結した不平等条約を改正させるために国際法を懸命に守ろうとしていたことも大きい理由なのですが、それよりも、武士道の精神がそうさせたのではないかというのが司馬遼太郎の解釈です。
このドラマでは、これからこのような気持ちのいい場面が紹介されていくことでしょう。
期待しています。