最近、このブログを見て、娘のことを応援して下さっている方や、発達の参考にして下さっている方が意外にも多いことがわかってきたので、個人が特定されないレベルで、改めてうちの家庭事情をお話しさせて頂きます。
都内在住
二世帯住宅(下の階に両親)
自宅自営なので融通はある程度聞く
夫の祖父母も手伝いに来てくれている
娘は今週で2歳9ヶ月になります。
昨年末から片岡先生、今年年始から浅野先生に相談させて頂いています。私は今年年始から鬱病の治療をしていますが、実際は昨年の今頃には娘の発達で悩んで鬱になっていたと思います。4月から区立幼稚園のプレに2回程度通っています。私が鬱だったので、最初はバーバが連れて行って、先月あたりから私も参加するようになりました。
この一年間は、もえぎさんのブログを参考にし、個人的に相談させて頂いたり、アドバイスを頂いたりしてきました。もえぎさんは、本当に徹底的に育て直しを成し遂げられた方で、保育園には通っていたものの、自宅ではテレビを一切見せず、濃密に息子さんに関わっていらしたそうです。娘と成長度合いが似ていたので、2歳代の記事は本当に参考になっていました。
それから、片岡先生とも何度か娘の動画のやり取りをさせて頂いていますが、YouTubeの「症状の重い子は、1分たりとも見せてはならない」という一言が私にとってはすごく印象的で、私はこれだけは徹底しています。
そして、我が家では、身内の誰かが付きっきりで相手をすること、オモチャは積み木とボールくらい、絵本は片岡先生(なし派)と浅野先生(少し派)で意見が分かれていますが、最近は、時間を決めて少しだけ見せる、公園のアスレチックや砂場で遊ぶのはOKという生活をしています。(すごく外に行きたがるので、いろんな人にコンニチハやオハヨウを言うように促して、できるようになりました)
私は鬱の波があるので、付きっきりで遊ぶことができず、また気圧に弱い体質(雨が降ると体がしんどい)なので、参加できるところだけ育児をやり、自分の鬱の治療(やりたいことをのんびりやる)を最優先させてもらっています。祖父母同居というのは、娘の成長に大変良い環境だと浅野先生から言われました。
娘の成長は、最初は本当に小さなものでした。指差ししたり、しなかったり。クレーン、逆さバイバイもショックだった。そこからのスタートでした。
でも、ゴールデンウィークくらいにグッと明るくなったのと、この夏に一通りの言葉を覚えて、9月くらいから文章や歌や要求が増えました。伸びる時、停滞する時がありますが、「絶対に焦るな」という片岡先生の言葉には、どんなに勇気付けられたかわかりません。
この一週間は、もずくを見て「メダカのがっこーみたいね〜」と言いながら食べたり、独特の感性はありますが、階段で「転んじゃうからオテテつなぐ」など、普通の子供の言葉を喋ったり、投げキッスもやって、1人で勝手にゲラゲラ笑ったり、そんなところまで辿り着きました。トイトレは、オマルに座らせてチッチしよう、というと少しできるようになりました。
来年の幼稚園は、ちょっと今、想定外のことが起きているので、進展があったらまたご報告します。
それにしても、片岡先生、浅野先生、もえぎさんに泣きついていた我が家が、まさか他のご家庭から相談を受けることになるなんて、本当に去年の今頃は考えられませんでした。
うちもまだ問題は沢山ありますが(座ってないとか人よりモノに目が行くとか)、とにかく絶対にテレビやYouTubeは見せないこと、音楽をかけないこと(店にも入らないこと)、家族総出で関わること、野生のライオンの親子のようにじゃれあうこと、頼れる人やサービスは全部頼ること、思うことがあるならば、病院だろうとそれ以外の人だとなりふり構わず早く相談して行動すること、こうした結果が回復に繋がっていると思います。
私はダメ親なので、偉そうに書く立場ではありませんが、もし本当に悩んでいるお母さんがいらっしゃったら、このブログを1ミリだけでも参考にして頂ければ幸いです。