必要

これから書いてある事は、『必要』という言葉が『必ず要る』という意味であることを念頭に置いて読んで下さい。





俺は、『必要』とされている場所でしか生きていけない人間です。

いえ、『必要』とされていない場所では生きていけない、と言った方が良いのかもしれません。


唄うのだとか弾くのだとか望まれていない場所じゃ何も出来なくなります。


例え、いくら唄いたくても弾きたくてもそこでは何も出来なくなるんです。



それは、人間関係にも言える事で、



少し、距離を置くと見えてくる事がある。


「あぁ、このひとにとって俺は『必要』な訳じゃない」



だったら、



だったら居ない方が良い。


どうしても『必要』とされていないのであれば、居なくたっていいはずだ。



俺が隣に居たところで傷付けたり不快にさせてしまうのだから



だったら、




そう思ってしまう人間なんです。



距離を置かなければ、見えない事。



全てと距離を置いてしまえば




全てとそうなりそうで怖い。