昨日に引き続き、最近観たDVDの私的感想です。




”CUBE ZERO”

大ヒットした『CUBE』『CUBE2』に続く、密室系スリラー3部作の最終章。『CUBE2』で製作と脚本を手がけたアーニー・バーバラッシュが、満を持して監督を務めた。キャスト陣には、カナダの若手実力派俳優らが勢ぞろいし、シリーズ最強の恐怖に立ち向かう。


CUBEZERO


今回3部作の最終章ということで期待していたのですが、ちょっと期待外れだったな・・。

キューブの中と外の世界が描かれていたけど、全体的に中途半端な感じでした。

グロいシーンが結構あったのでそれなりに楽しめましたが、もっと心理的な恐怖が欲しかった。






”TAKESHIS'”

監督、脚本、編集、主演、すべてが北野武という、武自身の内面を描いた実験的映画。第62回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されたことでも話題になった。脇を固める俳優陣も岸本加代子、寺島進など北野映画の常連のほか京野ことみがセミヌードにもなる体当たり演技を披露。つじつまの合わない出来事も純粋に楽しめるエンターテインメントムービー。


TAKESHI\u0027S


ダンナさんは北野武の映画は好きで全作品観ているのですが、これは「よくわからない」という評価が多かったので、よくわからない映画をわざわざお金払って観たくないってことでDVDになるまで待ってました。

感想は、確かにわからない!

私のようなごく普通の感性の人間には残念ながら伝わってくるものが何もありませんでした。

本人も”わからない”を狙って作ったと言っているから狙い通りなんだろうな。北野武の頭の中をそのまま映像化したのではないだろうか。断片的な夢の中の世界って感じ。






”マシニスト”

1年間眠っていない男が体験する悪夢のような世界を描き、2004年のサンダンス映画祭やベルリン国際映画祭など多方面で絶賛されたサイコ・サスペンス。暗号めいた数字や記号を随所に散りばめ、衝撃的な物語を作りあげたのは、『ワンダーランド駅で』『セッション9』の鬼才ブラッド・アンダーソン。主演は、『バットマン・ビギンズ』に抜擢された若手実力派クリスチャン・ベイル。


マニシスト


主演のクリスチャン・ベイルの演技と痩せっぷりは凄かった!!

ありがちなストーリー展開だったけれど、クリスチャン・ベイルのリアルな演技に最後まで楽しめました。






”メゾンド・ヒミコ”

『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督と脚本家・渡辺あやのコンビが海辺に建つゲイのための老人ホームで繰り広げられるひと夏の出来事を独特の感性で描く。


メゾンド・ヒミコ


”ジョゼと虎と魚たち”がすごく好きな作品だったのでこちらもとっても期待して観たのですが、私には退屈で心に残るものがなにもなく残念でした。