皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
さてさて
個人的には久しぶりの工作に取り掛かります!
ライトは毎日製造している身ですが
そのライトを車両に取り付ける、というのは
実はお客様各位のお楽しみですので
気付けば自分ではなかなか
「きらめきライト」を使うことは少ないんですよね(^^)
今回はちょっとご依頼をいただき
電気機関車のヘッドライト改造を行う事になりました。
題材その1は、カトーのEF66です!
模型屋さんで見たことはありますが
手元で最近の製品を見るのは初めてかもしれません。
色も良いし、やはり手摺と解放テコの立体化は
ものすごい細密感を醸し出してますね!
何故こんな感想からスタートするか?
それは、私の知っているEF66は
ここで止まっていたからです(笑)
うひゃひゃひゃ。
いつか現行製品と遜色ない加工を施してやろうと
千円もしないようなジャンクを買ってきたのも数年前。
たまたまそのへんに転がっていたので
ちょっと並べて眺めてみました。
これが実は、造型に差があるとはいえ
トミックスの大昔と今の製品の比較とくらべれば
これはこれで、別に悪くないんじゃない?
というのも、同時に思ったりしたのでした(^^)
思ったより違うのが台車の感じですね。
形がどうというより、この表面の質感は
現行製品は素晴らしいと言えましょう。
また、モニタ窓の大きさも随分違います。
これは表現の違いですね。
しかし並べてしまうと、やっぱり・・
そりゃ、新しい方が良いに決まってますよ。
同じメーカーのフルモデルチェンジですからね(笑)
まあ、旧製品は旧製品の良さを活かすとして
とりあえず同様に全塗装したら、
さて、そんな事より
今回の工作はもっと重要な任務を請負っているのです。
ヘッドライトの「きらめきライト」換装です。
早速、車体を外して工法を検討します。
解放テコは、外しておかないと
車体の取り外しの際に引っ掛かる可能性が高いので
飛ばさないようお、傷めないよう、
先の鋭くないチタンピンセットで作業しました。
元のライト基板と光源の位置を確認すると
ずいぶんLEDが下を向いています。
ああ、それもそのはず
実際の光源の位置は天井裏みたいな高所ですから
腰の高さのプリズムに対しては、こうなるんですね。
理解しました。
これ、もし自分の車両だったら・・
①基板のLEDを切り落として「きらめきライト」に換装、
不要になる基板上の抵抗は無視して該当箇所を直結
または
②基板上の抵抗を適切な抵抗値のもおに換装のうえ
LEDを電球色に打ち換え
という手段を取れますが
お預かり品の場合は、のちのメンテナンスであったり
もし何らかの理由で原状回復が必要になった時に
困ることがあってはいけませんから
基本的には「いつでも元に戻せる工作」
というのを絶対条件とした工法をとることにしています。
したがって、元のライト基板はそのまま撤去し
新たに構成部品を組むことにします。
基板を撤去すると、
恐らく台車側の通電の突起の位置の問題で
左右の燐青銅板がハの字に角度が付いてしまいます。
これは車種によっての運ですね。
この対処には色々な方法があると思いますが
これも、もし個人的な工作であったら
テープで貼っておさえて、剥がれてきたら
貼り直せばいいや、で済む場面です。
ここも、そうはいきません。
工法を思案しているところで
この日は時間切れとなりました。
実はもう終了しているのですが
字数と写真枚数の関係、それから実際に工作した
リアルタイムを日記として記録するために
恐れ入りますが施工日のテンポどおりに
記事化させていただきたいと思います(^^)
どうぞご了承ください。
それでは、続きは明日です。
EF66、明日完成します!
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
「いいね!」と思ったら、おひとつクリック!
にほんブログ村
鉄道コム
応援よろしくお願いします(*^^*)
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
工作記大募集中!!
美軌模型店サイト「みんなの工作室」は、模型屋さんのショウウウィンドウのように、お客様同士で作品を見たり飾ったりするのをお楽しみいただくコーナーです。
当店製品に何か関連があるものでしたら、車両・レイアウトなどジャンルは問いません。
もちろん初心者からベテランまで大歓迎!
ご応募の方に粗品進呈中です。どしどしご応募くださいね!
>>>詳しくはこちらまで!
↓↓「みんなの工作室」は、こちらからどうぞ
集電加工&電子工作編!!
きらめきライト工作 「水平型&垂直型」編!!
きらめきライト工作 「室内灯&Bトレイン」編!!
ディテールアップ編!!