昨年末にテレビで放映された
戦力外通告を受けたプロ野球選手の
ドキュメンタリー番組を録画で見た

かつては1軍の主力選手で
バリバリ活躍していた選手が
今年だけ調子を落としただけで
来年の契約を行なわないと告げられる

非情に見えるけれど
プロの厳しい現実ということか

結果が全て
チームに貢献できなければ
必要とはされない

いくら本人が頑張っていようが
結果が残せなければ意味がない

小さな子供が5人いようが
あと1ヶ月後に結婚式を控えていようが
関係ない


番組としては
ドラマチックにストーリーを構成しているのかも知れないが
見ていてなんともやりきれないものを感じる

自分はアスリートではなく
プロスポーツの選手でもない
ただのサラリーマンだ

いやただのサラリーマンでもないか

正社員ではなく、1年更新の契約社員だ


毎年、12月に入った頃に
上長から面談の話があって
そこで来年の契約について継続か否か
告げられる

基本的には継続の方向ではあるが
年齢のこと、契約社員に関する契約期限のこと
などなど取り巻く環境も変わってきているから
自分もいつ戦力外通告を受けてもおかしくない

その覚悟はしているつもりだが

それでも
現実として今の会社をクビになって
また別の会社に働く
という選択肢は簡単ではないだろうとも思っていて

自分が会社にどれだけ貢献しているか貢献してきたか
これをなかなかアピールすることも難しい


今の会社で正社員になれて
定年まで働いて退職金をもらう

この一見すごく一般的な話も
今はなかなか簡単ではなく、どちらかというと
非情に難しい


会社の規模が日本でも有数だとか
1部上場企業だとか
最新の高層ビルにオフィスを構えているとか

自分の今後の生活の保証とは
いっさい関係ない


今の会社で仮にまだ当分契約更新が続いて
働き続けられたとしても
現状維持が精一杯

昇給は見込めない
昇進もない

ってかまず正社員になれない


このままなにも考えず行動もせず
今の会社にしか頼らないままでは
まったく将来像が描けないのだ


なにがなんでも
新しい仕事、収入を得るすべを
開拓しなければならない

今すぐにでも


勝負の年だ!