来週の(木)に、娘の卒園式を控えています。
幼稚園内のインフル感染者が、いても1名2名でずっと保ってきたのに、ここにきて、感染者が激増。
幼稚園がある学区の小学校や中学校では、学級閉鎖が増えています。(学級閉鎖が出てきたのではなく、増えてきています。)

昨日は年長行事「感謝の祈り」と「お茶会」があったため、年長のみ自由登園。年少年中は昨日から休園。年長も今日から(金)まで休園です。

「欠席者が学級閉鎖する人数になったから。」という理由ではなく、卒園式のためにこれ以上広がらないようにとの安全措置です。

普段は発熱ぐらいではすぐ小児科へ連れて行きませんが、この時期は、万が一感染力の強い病気だったときの感染を防ぐためにも、なんの病気だかをハッキリさせるために小児科に連れて行きます。
ですが、“熱が低いから。”と受診をしなかったり、“今朝は熱がないから登園します。”と連れて来たり(そういう子に限って園でまた発熱して早退します。)するそうです。
本来なら個人の判断に任せるところですが、特に年少年中は危機感がなく登園し、感染が広がってしまう恐れが大いにあるため、幼稚園として休園の決断をしたそうです。

年長児の親としてはありがたい。
でも、年少年中さんの中には「うちの子元気なのに休まなきゃいけないの?」という思いを持っている方もいるかもねー。

というわけで、卒園まで本当にあとわずかなのに、お友達と遊ぶ日数が減りかわいそうですが、我が家も、スイミング・息子の幼児クラブ・息子の育児サークルもお休みして、引きこもろうと思っています。

で、クラスの年長ママの団結がここにきて素晴らしく、卒園記念で先生方へプレゼントする写真を作成中です。
時間はたっぷりある(笑)






昨日の「感謝の祈り」は、幼稚園の隣にある教会で行われました。
素晴らしかった。
宗教とか無関心ですが、神父さまのお話に心打たれました。
まずわかりやすい。年長児に向け、非常にわかりやすい言葉使い、ジェスチャーを使ってのお話。
聖書の中の“種”のお話でした。

種を蒔いて、端に蒔かれたある種は小鳥に食べられて芽を出すことができなかった。
石がたくさんあることころに蒔かれた種は、芽が出ても根を張ることができなかった。
茨というトゲトゲの葉や枝に覆われたところに蒔かれた種は、芽が出て根を張ることができたが、茨に覆われていたので大きく育ち実をつけることはできなかった。
良い土に蒔かれた種は、芽を出し葉をつけぐんぐん育ち、豊かに実をつけることができた。

みなさんはとても良い子。
お友達と喧嘩をしたり、お母さんの手伝いをしなかったりするかもしれない。
でもみなさんはとても良い子。
神様もマリア様も、お父さんもお母さんもみんなのことが大好き。

みんなの心の中に、神様は種を蒔いてくださった。
(みんなの心は良い土なので)その種は芽を出し葉をつけ、3つの実が育った。

1つは、思いやりの実。
2つめは、優しい実。
3つめは、助け合う実。

その実を隠していようか?
隠さなくていい。
小学校に行っても、みんなに見せてあげよう。


というようなお話でした。

決して個人を批判しない。
できないところやダメなところがあっても、“あなた自身は素晴らしい”という教えは、宗教に関係なく大事なことで、まさに、自己肯定感に繋がる。

ひとりひとりが自分に自信を持って、愛されていると実感して、新しい生活も楽しめるといいね。


感謝の祈りのあとに、英語教室の発表もありました。
“楽しむ英語”で、気持ちを表現したり国旗を見て英語で答えたり、1冊の絵本の暗唱だったり・・・。
音楽に合わせながらの楽しい発表でした。
お勉強お勉強してなくてほどよい。



「お茶会」では、自分のこどもにお茶を点ててもらいました。
お茶点てる姿立派でした。ひとつひとつの作業としぐさが丁寧でした。
「お菓子をどうぞ。」「お茶をどうぞ。」と運んできてくれました。
作法もバッチリでした。
弟にもお菓子とお茶を運んできてくれました。

「お茶椀お下げします。」と下げてくれました。

娘からお茶をいただくなんて感激!!!
教えてくださった先生は園児から見ればひいおばあちゃんの年代ですが、いつもキレイにお着物を着て、毎回季節の掛け軸とお花、手作りの季節のお菓子を持ってきてくださいました。

作法だけでなく、掛け軸やお花やお菓子、お茶椀を眺める時間もありました。

幼児期にこんな貴重な体験ができて、良かったね。
ありがたいです。