以前の話。
「なかなか夢に出てきてくれないんだよね」
とちょっと膨れ気味に言う私に、
「それって、俺のせい?」
と聞いてきた彼さん。
「……ううん、違うね。」
というと、でしょ。と彼さん。
昨日、6日ぶりに地方出張から帰京したようで、
お土産買ってきたよ、のひとことLINEのみ。
でも嬉しくて嬉しくてにんまり顔になってしまうのですが、
どうしても夢で逢いたいと思っていたら夢に出てきたんです。
のんびりとデートする夢なのですが、
最後の最後に彼の名前を呼ぶ女性が現れたんです。
ストレートなきれいな長い髪の背の高い女性に、
彼さんは親しげに話しながら一緒に歩いていくんです。
そこで目が覚めた私。
気づいたら泣いていました。
友達関係でも不安な気持ちがあって、
彼女になっても不安な気持ちがあって、
どんだけ自信喪失なんだろう、私。
って思っているときに、
表題の彼の言葉を思い出したのです。
自分に自信がないのは、私自身のせい。
そうだなぁ、
最近何も頑張ってないもの。
あのさらさらロングストレートの女性が私ではないことが確実なんだけど、
その女性に近づけたらいいなと思う朝の出来事なのでした。