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バツブルーコレを書いているのはどんな!?

 バツブルー『乳がん』診断までのまとめ丸レッド

バツブルー『膠原病』について丸ブルー

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2021/1/25 治療方針決定

2/1 ddAC①投与 

2/3  ジーラスタ注射

2/15 ddAC②投与 

2/17 ジーラスタ注射 /アレ科受診

3/1 ddAC③投与 

3/3  ジーラスタ注射/遺伝子検査

3/15 ddAC④投与 

3/17 ジーラスタ注射

3/22 遺伝子検査結果(ー)

3/26 CT検査

3/29 ddPTX①投与CT結果

 3/31ジーラスタ注射/アレ科受診

4/12 ddPTX②投与

4/13 アレ科予約外受診

4/14 ジーラスタ注射/皮膚科受診

4/26 ddPTX③投与 

4/28 ジーラスタ注射/皮膚科受診

5/10 ddPTX④投与

 5/12 ジーラスタ注射/アレ科受診

(5/31  術前検査①)

(6/1  術前検査②)

(6/7 検査結果・手術説明)

(6/9 入院)

(6/10  手術)

( )は予定。

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痛かった【最後のジーラスタ】の後、乳腺外科の向かい側にあるアレ科へ。


私のアレ科の主治医I先生の外来診療は火曜日。

今日は水曜日。いつも私の為だけに外来診察に来てくれる。うーん…特別感満載。


アレ科の受付に予約の確認をする。

穏やかな感じの受付さん。やっぱり乳腺外科とは雰囲気が違う。
それだけじゃなく、アレ科の待合の椅子は空いている。

「はい。Yさんですね。今お呼びします。今日は50番の診察室です。その前でお待ち下さい。」
アレ科の診察室…。静かだ。

10時の予約だったけど、呼ばれたのは10:06。ほぼオンタイム。

診察室に入るとすぐに(座る前に)
「どう?調子は。」

あら、なんだか先生雰囲気が変わった?さらに爽やかになったというか…。あ、髪の毛伸びたね。(全部心の声)

手を見せて(この時結構赤い発疹が両手にでてた。)
Y こんな感じ。あ、ありがとうございました。皮膚科の紹介状書いてくれて。

I  ステロイド塗ってる?どんな感じ?えーっと…。抗がん剤やると出てくる?(そう言いながらキーボードカシャカシャ)

Y そうね。抗がん剤のあとに発疹出るかな?

I T先生納得した?抗がん剤のせいで、MCTDに関係ないって。

Y ははは。たぶん皮膚科に行ったから納得したと思うんだけど…。でも、レイノーがどうしても気になるらしくて、『レイノー、レイノー』って。使いたいみたい『レイノー』。
きっとすごく印象付けちゃったのよね。手を冷やす問題と、手に発疹問題。がんに関係ないし。

I MCTD,関係ないって言ってるんだけどなぁ(笑)大丈夫かなぁ。

Y でも、今回アレ科の診察受けるけど何か確認しないといけないこととかあります?って聞いたら、特にはないって。間質性肺炎がひどくなったら見てもらうかもって。
手術、決まったし。

I お、いつ?

Y 6月10日。今日コレから入院手続きするんだけど。
先生、入院中に様子見に来たりする?

I 今は必要がない院内の巡回(移動)はダメって言われてるんだ。感染対策でね。でも、どこの病棟かな?にし病棟とか言われてる?

Y いや。まだどこの病棟かはわからない。これから手続きだから。

I えーっと、手術が10日ってことは、2週間ぐらい?24日ぐらいまでか…。

Y やだ。退院は13日って言われてるよ!入院が9日からで。

I へ?そんなに短いの?全摘でしょ?

Y そうなの。いいんだけどね、それでいいなら。

I 術後の処置とか外来でやるのかなぁ…そうなのか…短いねぇ。

Y 手術の後って、管とか入ってるんでしょ?それが抜けたら退院てことよね、きっと。

I でも傷の処置はあると思うんだけど…
外来でやるんだろうね。

Y 外来でできることは入院してまでやらないってことよね。

I そうすると…ボクは木曜日は1日いないから金曜日しかないな。どうかな…行けたら行くよ、顔見に。

Y まあ、無理しないで下さい。乳がん治療終っても、アレ科の受診は続くわけだし。

I そうだね。あ、『特定疾患』取ってたっけ?

Y なにそれ?取るといい事あるの?

I 医療費控除っていうか、収入によって医療費の上限が決まってくる。

Y ふーん。今のところ高額医療費限度額を利用してるから、必要ないけどね。でも、手術終わったあと、どうなるかわからないけど、限度額まで行かなかったら『特定疾患』あった方がいいのかな…。

I 認定されるまで結構時間がかかるんだよ。3ヶ月ぐらい。

Y そうか…。でも、手術のあと治療はないんだけどね、採った組織にがんが残っていたら治験に参加するかどうか聞かれて、それ以外は放射線もできないし、何もないらしい…。術後、どのぐらい通院するのか?わからないからね。

I 何もないの?内服の抗がん剤とか、阻害薬とか。

Y 聞いてない。たぶんない。

I それはそういうがんのタイプってこと?

Y たぶん、そう。

I そうか。でも、まだいいかな?手術の後で決めよう。ボクはいつでも申請はできるし。落ち着いてからでいいね。

Y うん。レイノーは確かに初めに診てもらった時よりひどくなってるかも。でもね、抗がん剤の副作用の『手足のしびれ』はそんなにひどくないの。
薬剤師さんにも話をしたんだけど、日によってしびれの範囲が小さくなったり軽くなったりするの。薬剤師さんは「それはそんなに長い間しびれが残ることがないかもしれない」って。

I それはもしかしたら、レイノーが良い方に作用したのかもしれないね。

Y そのかわり暖かくなってきたけど、時々レイノーでる。あと、最初に診てもらったときレイノー以外に、膝とか手首とかひじとか指とかが痛いって言ったの覚えてる?
乳がんの治療始めてからその痛みが全くなくなったんだけど、抗がん剤が抜けてきたらまた痛くなることある?

I あるよ。抗がん剤には免疫を抑えるというか免疫自体を攻撃する薬もあるし、デカドロンみたいにステロイドの強いヤツで抑えることもあるし。
それがなくなったら、出てくるかも。
でも、抗がん剤やステロイドの作用で膠原病が良くなることもあるかも。免疫をイジるわけだから、どちらもないことはない。ひどくなることもあるかもしれない。

Y そうか…。乳がんの前は膠原病って聞いてもあんまり実感なかったんだけどな。先生も10年ぐらいはこの状態でそんなに変化はないって、言ってたじゃない?今は膠原病じゃなくて乳がんで期限を気にしてる…。膠原病の人ってがんになりにくいって誰かが言ってたけど、そんなことないでしょ?

I ははは。なるよ。関係ない。ちょうどこの間もK病院(私が始めにI先生に膠原病の診断をしてもらった病院)で診ている膠原病の患者さんが乳がんになっちゃって…

Y え?いるんだ同じような人…。いくつ?

I 40だったかな。全摘で。

Y まだ若いのに。若いと可哀想ね…。
全摘か。温存できなったのかな…。

I ステージ0だって言ってたよ。でも、セカンドオピニオンで全摘にしたらしい。ボクの前で泣いてたよ。

Y 色々なタイプがあるからね。大学病院に来てるの?

I いや。結局、K田病院で手術したらしい。その後まだ、ボクは会ってないんだけど。

Y そう。でも、まだ若いから可哀想…。私の友人にも40代で乳がんになって、でも今は元気だけど。1番女の人が忙しいっていうか充実している時にがんになるなんて。私なんてもう完全に折り返し地点を過ぎて、やり残したこともそんなにないし。

I なに言ってるの!まだ、これから色々できるよ。

食い気味にそう言ってくれたのは嬉しかったけど、複雑な気分…。

I じゃあ、次の予約はいつ頃にしようか。手術のあとは乳腺の外来のついでっていうのは組みにくいね。

Y 手術のあとどのぐらい病院に来るのかわからないから、考えなくていいと思う。先生の外来に来るよ。並ぶよ!ちゃんと。
そういえば、今日ね、乳腺外科すっごい混んでたの!初めて、座るところなかったの。でも、こっち来たら空いててビックリ!

I 連休明けだからだよ。広い意味で。連休の翌週だから。昨日のボクの外来もスゴく混んでて、全然終わらなかった…。

Y あー、そうなんだ。じゃああまり混まない時がいいな。でも外来でいいよ。

I  午前と午後ならどっちがいい?

Y うーん。慣れてるから、午前かな。
 
I じゃあ一応7月9日にしておこうか。診察前血液検査有りで1番の9:30。

Y 血液検査する?

I あ、いらないかもね。術後、血液検査するよね?きっと。ああ、するな。

Y いつ頃までの検査結果が必要なの?

I 2週間だね。

Y 術後2週間…。やるね。検査。

I うん。やると思う。でも、もしやってなかったらその時点でオーダー出して検査するってことで、7月9日ね。

Y わかった。じゃあ、2ヶ月後。
何か不測の事態が起こらない限り、ね。

I なんだ?不測の事態って(笑)手術、頑張って。行けたら顔見に行きます。

Y はい。やってきます!先生も元気でね。ありがとうございました。

『がっつり』I先生。
2ヶ月後か…。
ちゃんと会えるとイイな。 
次に会ったら『特定疾患』申請してもらおうっと。