​+++++++++++++++++++++++++

ブルーハートご訪問ありがとうございますブルーハーツ

 

バツブルーコレを書いているのはどんな!?

 バツブルー『乳がん』診断までのまとめ丸レッド

バツブルー『膠原病』について丸ブルー

++++++++++++++++

2021/1/25 治療方針決定

2/1 ddAC①投与 

2/3  ジーラスタ注射

2/15 ddAC②投与 

2/17 ジーラスタ注射 /アレ科受診

3/1 ddAC③投与 

3/3  ジーラスタ注射/遺伝子検査

3/15 ddAC④投与 

3/17 ジーラスタ注射

3/22 遺伝子検査結果(ー)

3/26 CT検査

3/29 ddPTX①投与CT結果

 3/31ジーラスタ注射/アレ科受診

4/12 ddPTX②投与

4/13 アレ科予約外受診

4/14 ジーラスタ注射/皮膚科受診

4/26 ddPTX③投与 

4/28 ジーラスタ注射/皮膚科受診

5/10 ddPTX④投与

 5/12 ジーラスタ注射/アレ科受診

(5/31  術前検査①)

(6/1  術前検査②)

(6/7 検査結果・手術説明)

(6/9 入院)

(6/10  手術)

( )は予定。

+++++++++++++++++++++++++

 

  超混みの乳腺外科。


立ったままで待つこと約10分。


私の診察を代理でしてくれるであろうY先生の診察が始まった。

私の番号はまだ掲示板には現れない。

待たされそうだな…。


そう思って長丁場に備えて席を探そうと通路に出ようとした時


630番の番号でお待ちの方〜!


処置室で見かけた看護師さんが私の番号を呼んだ。


は~い!と手を上げて近くに寄る。


「Yさんですね?今日はジーラスタの注射なんですよね?診察なくてもいいですか?体調は、特に変わったことありませんか?熱とか、痛みとか…。初めてじゃないですよね?ジーラスタ。」


あ。そういうこと。

T先生の診察が無いならジーラスタだけトットと打って、次の予約を片付けたい。でも…。


「全然問題ないです。ジーラスタだけ打つの。体調問題ないですし、ジーラスタ初めてじゃないです。8回目。最後です。ソレはいいんですけど、今日『入院の申込み』して下さいって前回の診察の時に言われていて予約も入ってるんですけど…」


看護師さんの頭の上に大きい『?』が見えるようだった。

私はジーラスタを注射するだけって言われたのに…。と顔に書いてある様だった。


そういえば今日はいつもの『魔法の手を持つ看護師』さんの姿を見ない。

月曜日のパクリタキセル投与前の診察の時、T先生と私の入院手続きについて了解しているように見えたけど…。

連絡なしってことね。


「…そうですか。ちょっと調べてきます。あの茶色いドアの前で待ってて下さい。」

そういうと『STAFF ONLY』の中に消えていった。


茶色いドアとは、処置室に通じるドア。

その前で立ったまま待つ。


待っているドアの隣には診察室が並んでいるが、一番近い診察室は、今日T先生の代理で診察してくれるのではないか?と思っていたY先生の診察室。


待っていたらY先生の患者さんが出てきた。その人も私の隣に来て、ジーラスタを待っていると思われた。実際、ジーラスタのオーダーが書いてある紙を持っていた。


Y先生の診察室に次の患者さんが呼ばれない。

すると私のフルネームをY先生が読んでいるのが聞こえた。(声が大きい)

なんで?

あ、そうか。カルテを見ないとどんなオーダーが入っているのかわからないんだ。

私の予定はカルテに全てある。


T先生は『入院手続き』のオーダーをカルテに記載しただけ(もしかしたら看護師さんに言っただけ?)で次のアクションを起こしていなかった。


(決めつけてはいけないのかもしれないが、)T先生は書類の管理が壊滅的に苦手、だと私の脳内に刻まれた。


それから5分ぐらい待ったかな…。あおりを受けてもうひとりのジーラスタ待ちの患者さんも待っていた。

私が先に呼ばれて処置室へ。


椅子型の診察台に案内されて座ると先程の看護師さんがジーラスタを持ってやってきた。

「お待たせしました。Yさん。お名前と生年月日を。」

ハイ。いつものヤツ、久しぶり。


「ジーラスタです。あ、最後ですね。」


はい。最後です。


ジーラスタはピンクの箱に入ってる。

冷えているはず。

忙しいんだろうな…。


「ハイ。チクッとしますよ。」


箱から出してホンの10秒ぐらいで「チクッとしますよ。」


痛いに決まってる……。

ほら、痛い!今までで1番痛い!


コレ、地味に痛いですよね…。


控えめに訴えてみる。


「そうなんですよね。ちょっと痛いんですよねー。」


ちょっとじゃなーい!痛い!


「ハイ。終わりです。」


うう。痛かった。テンション下がる。


「コチラ入院に必要な書類か入っています。こちらを持って患者支援センターに行って手続きをして下さい。アレ科の受診のあとで構いません。中には乳腺外科の患者さん特有の準備するものの案内も入っています。よく読んで下さい。」


書類の受け渡しも、ホンの30秒。


T先生…。書類渡すだけなら最後の診察の時に渡してくれたら良かったのに。


あとの祭り。

痛かった【最後のジーラスタ】