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 とうとうT先生が注射をしてくれなくなった。

どこからか?の圧力を感じるぞ…。気のせいか?


診察はあっさりしたもので、昨日のアレ科のI先生からのアセスメントを見て、今日これから皮膚科を受診する事を知って…。


そうか…。象徴的な症状が見られないからMCTDとは関係ないか…。


と、ポソっと言って、

「ジーラスタ、ここで打てないんだって。ジーラスタ打って皮膚科でよく診てもらって」


あら。そうなの?

そして、あまり見たことのない看護師さんに促されて診察室の外へ。


うーん。なんだかスッキリしない感じ。

と、思って待っていたら別の看護師さんが呼びに来て奥の処置室へ。


久しぶりに「名前と生年月日」を聞かれ、左腕をめくって注射の準備。


「はい。ちょっとチクッとしますよ」


すごい勢いでジーラスタが注射された。

おいおい…。大丈夫か?


一瞬で終わった。

T先生の3分の1のスピード。

あ。でも痛くない。

良かった。


皮膚科に向かう。

皮膚科は乳腺外科の真上。


初診なので問診票やら、承諾書やら色々書く。


………おや?左腕が痛い。

あれ? 痛いぞ。コレはもしや今頃ジーラスタの痛みが?


間違いない。痛い。


T先生の注射は『神』だった。

(どうして?どこからの圧力?)

T先生との貴重なコミュニケーションツールだったのに…。


あー、それにしても痛い。


そして皮膚科の初診は待たされる…。