木村元さんトークイベント
去年、装画を担当した「音楽が本になるとき」に続き「音楽のような本がつくりたい」の著者 木村元さんと、アート系の本の編集者櫻井拓さんのトークイベントに参加して来ました。
少人数での開催やったけど、とても興味深いお話でした。
実は著者の木村さんも編集者。
「音楽之友社」で編集者を経験した後、ご自身で「アルテスパブリッシング」という主に音楽関係の書籍を出版する会社を立ち上げられ、
そこでも編集者として活躍されて来た方で
トークでは、編集者としてのお二人の考えを聞くことが出来た。
私は、本の仕事をするようになってから、書店での本の見方が大きく変わったように思うのよ。
著者と、読者の間のたくさんの仕事を感じるようになったなぁ。
編集者は常に作家の話を聞いて、それを理解し、読者にどう届けるかを考えるのだそう。
例えば、櫻井さん、
パフューム(歌手)のファンクラブの会員向けの冊子を編集する時
自分はパフュームのファンというわけではないけれど、
ファンだったら、どんな冊子が嬉しいだろう、、、と考えたおすんやって(笑)
そういう作業もとても楽しいそう。
イベントの最後に、ブックデザイナーさんと一緒に装画担当の作家として皆さんに紹介もしていただき、
嬉し恥ずかしのイベントでした。
手前に並んでるのが、櫻井さんが編集された本。
奥には装画に使ってもらった版画作品も。
向かって左が木村元さん
右が櫻井拓さん
しっかりサインもいただきました!
今日も一日個展の作品制作。
足元にはバロ吉くん。
今日もまきみちのブログに来ていただき、ありがとうございました☺️