こんにちは。
MAMAHALO まきこです。

美味しいものを作ろうと思うと
「美味しさ」って、なんて
合間で基準のないものだろうと思う。

人によって美味しいと感じるものは違うから。

前の職場にいたときに
フランス(イタリアだったかも)に
研修に行った上司が
現地の料理人の方に
教えてもらったという言葉が
とても印象的で今でも覚えているのだけど。

本当に美味しい食べ物というのは、
「美味しかった」という記憶だけが残る
ものなのだ。

というような言葉。

確かに
ファーストフードや
スーパーやコンビニの食べ物、
外食チェーン店の料理なんかは
食べた瞬間は美味しいと感じても
食べ終わったとき
胃がもたれる
口の中がなんだか気持ち悪い
喉がかわく

そして、翌日

肌が荒れる
便秘になる

そんな事がある。

けれども、
本当に美味しい料理は
刺激はないけれど
身体の細胞1つ1つを
幸福感に浸らせてくれる。
満たしてくれる。
美味しかった余韻に浸らせてくれる。
そしてまた食べたくなる。

そんな印象があるなぁ。

あと、
元シェフだった上司が
添加物や化学調味料を使っていない料理は
喉をすーーーっと通っていく
とも言っていた。

身体の声を聞いて食べなさい
とよく言われるけれど
化学調味料や砂糖などは
身体ではなく脳が欲しているものなのだ
ということが
よく分かるようになった。
暴飲暴食も、そう。

何が身体にいいのか
何を選べばいいのか
何を食べればいいのか
何が本物なのか

頭で考えて食べるのではなく
こうやって自分の身体に聞きながら食べるのが
1番間違いないのだと思う。

私も
頭に知識がいっぱい詰まっているので
なかなか簡単にはできないのだけれど…

だけどね、
私たち、人間だもの。

刺激がほしいときもある。

そして、
素敵な雰囲気の中で
好きな人と楽しく食べることができたら
ちょっとイマイチなご飯だって
美味しいと感じることもできる。

だから、
知識はそこそこにして
自分の身体に耳を傾けつつ
結局は何を食べるかよりも
どう食べるかが大事だな
と思った、今日この頃でした。


MAMAHALO まきこ