雀魂の段位戦において、何が一番大事か?
金の間までに大事なのは、基礎的な牌効率だと思います。
感覚としては60~70点の牌効率になっていれば、OKです。
それはどれぐらいかというと・・・
(1)役牌以外の孤立字牌から切っていく
(2)役牌の効率字牌を切っていく
(3)端牌(1、9>2、8)の孤立牌を切っていく
(4)対子より両面待ち優先でターツを残していく
(5)聴牌したら残り枚数2枚以上で立直
守備面は染め手気配の鳴きには降り、
先制立直には二向聴は降り、一向聴でも5200点以上なければ降り。
守備は現物とスジ、ワンチャンスなど、基本的なところを抑えていればOK。
これぐらいやってれば、金の間はあっさり通過します。
これだけできれば60~75点ぐらいの麻雀は打ててます。
これぐらいの知識で、雀傑3は3回クリアしました。
雀豪1からは二度落ちてます(笑)
問題は玉の間ですね。
この打ち方だけだと、じり貧になって雀傑に降段します。
これにプラスして、技術を身に付ける必要があります。
守備はそんなに向上させる必要はありませんが、
攻撃面の向上は必須。
役牌を重ねたい牌姿、端牌を残す牌姿、
七対子と面子手の両面を見た打ち方、
様々な技術が必要です。
どれが一番大事ってことはないですが、
細かな技術を少しずつ身に付けていきます。
難しい牌姿でも、少しでも良い打ち方になるように勉強していきます。
難しかった場面は、見返して、どれが良かったのか色々と考えると良いです。
次に大事なのは、点数状況からの押し引き。
道中でダントツのラス目になったとしても、
オーラスまでに満貫ツモ条件までは巻き返しておくとか、
南3局で2着目だったら、ダンラスには放銃しないとか、
トップ目には勝負するとか、色々ですね。
満貫あるから押すでしょってのはTOP取りが偉いルールで、
ラス回避的に南3局の2着だと先制以外は、あまり打ちたくないなって感じです。
ただ、ラス目とかラスと僅差の3着とか、ラス目も押してるならいかざるえない。
そういった押し引きの判断がめちゃくちゃ重要になります。
東場は、基本的に打点あったり良い待ちで3900点以上あったら、
親立直以外には、割と押すかなって感じですね。
満貫以上は大体押します。
5200点以下の愚形は切る牌の危険度で考えます。
切る牌、押し引き判断、すべて理由をつけて打っていくことができれば、
玉の間で成績を残す第一歩になります。
その理由の良し悪しは置いといてね。
後は独学でも指摘されてでも、その打牌が悪かったと気が付けば、
しっかり考えて打っている分、頭に残りやすいというわけです。
放銃率とか和了率とかありますけど、
余程の極端な悪い数値でない限りは気にせず、
牌効率と押し引き判断を気にした方が良いです。
和了率が悪ければ牌効率が悪い可能性と、
相手の聴牌に降りすぎという可能性があって、
放銃率があまりに悪いと、相手の聴牌に対して逆に押しすぎな可能性と、
間違った守備をしている可能性が高いです。
成績が悪い理由って結構シンプルなんですよね。
これをつきつめていけば、実力が向上していくという感じです。
ただ、覚える技術の数が多くて細かいというだけです(笑)