中国茶会 | せっかくガンになったから

せっかくガンになったから

せっかくガンになったから、魂が震えるような奇跡の時間の中だけを生きています。


お雛様は親しい友人達と、中国茶の師匠のお茶会に参加させていただきました。

中国茶の事は基本的な最低限の知識しかないけれど、何故かちょっと特別なお茶をいただく機会に同席させてもらうことになりました。
 
中国茶のお茶会はいらっしゃるメンバーに合わせてお茶を選ぶことから始める。
今回はワタシの体調を気にかけてくださり、肺の働きを良くするお茶を三種類選んでくれました。
師匠のお茶への思い、同じお席の方々の氣がお茶の味を変化させていきます。

そして今回の一番の驚きは、茶葉を蒸す工程。
お手前の中で茶葉を蒸す事で、その茶葉のルーツが紐解かれていく。

一煎毎に甘味が変化していくかと思えば、人間で例えるなら林住期の様な落ちついた味わいになり、もう終わりかしら?
と思うと熟成された深い味わいと甘味が現れてくる。
茶葉を蒸す。
この工程が茶葉に隠された沢山のメッセージを伝えてくれて、氣血水、が綺麗に整えられる。そして中国茶の世界ではこれに “神(シン)” が加わり魂も整えられると考えるそうです。

今回師匠が教えてくださったこと。

氣のめぐり
氣の相乗効果

そして最後のお茶はなんと、50年物の古茶を1時間蒸したもの。
これはまさに薬茶です。
どんな最新薬も叶わない、氣血水神が一瞬にして整えられてしまうまさにこれが甘露。

この今の氣のめぐりを忘れないように過ごしたい。
これがワタシの在るべき場所になるように。