3年前抗がん剤と放射線の治療を受けた後は、
朝目が覚めてトイレに行きたいなと思っても、
寝返りを打ち、足をベッドの下に降ろすとまるで一晩中スキー靴を履いていたようにガチガチになっていて身体中が痛い。
トイレまでの道のりが果てしなく遠くて、あの時の私は抗がん剤の吐き気よりも、
この3歳の子でも普通にできることが思い通りにできない自分の体が惨めになり、何度号泣したことか。。。
あれから少しずつ海を歩き、Tシャツも体がガチガチで1人で脱げなかったあの日から、今は浜辺までサップを一人で運び、カヌーも漕いでいます。
今の自分の体が好き。
すべての筋肉も体幹も、全部自分で作ったから。
三年かけて作りあげた、まさに私が生きる為の体です。
今までの人生で一番好きな体。
私の命をしっかり支えてくれている体。
ここまでらこれたことが私にとっては奇跡かな。。。
今も一人でサップやカヌーを漕いでいる時に、夢じゃないのかな？
って号泣しそうになる時があります。
こんな日が来るなんて夢にも思わなかったから。
ちょっと無理なことに挑戦してみると、その先にはやっぱり嬉しい奇跡が起きるのかも。。。
ありがとう