前編


老健に入ってからは、特養の申込を開始。

資料請求しておいてよかったです。

正直老健に入ったばかりなのに、もう次のことを?って思ったけど、書類出して受け付けてもらって順番待ち、って考えるとできるだけ早く出したいって思ってました。

※オットとよくぶつかったのもこの頃。早く書いて終わらせたい私と老健に入ったのだから少しのんびりしたいと思っているオットの間に温度差があり私がよくイラついてました(笑)こういうところでも自分自身と向き合うことになろうとは思いもしなかったけど結果的に必要だった出来事だったなと振り返って思うのです。

パ-トナ-シップが問われます(笑)

 

この申込作業も毎週末だったんだけど

同じ特養でも施設によってフォーマットが違うし聞かれることも違うし、用語も色々なので大変でした。

親の状態なんてコロナで面談にもいってないのにわかるわけなく、老健の方にまとめて質問をしてそれを転記する日々。

※老健の相談員さんに投げかけたら老健のケアマネさんが対応してくれました。

 

老健に入って1.5か月ぐらいで特養の申込完了。

あとは先方からの連絡待ちだけなので、ここでやっと一息ついた感じです。

※老健の相談員さんかもこちらが特養入所に向けて動いていることを知ってくれてたのでその為の協力を沢山してくれたと思います。

 

この頃には、諸々の更新も終わり保険申請も終わっていたけど家の片づけに行く度にいろんな更新書類が実家に届いていて、解約するもの更新するもの等々でてきていつ終わるんだって気分でした。

※具体的には、新聞、携帯、NHK、電話、お墓、電気ガス水道。本人確認できないと手続きがスムーズじゃないものやすぐに解約できないものなどあります。

 

それでも一時の忙しさが緩和してきたころ

特養から幾つか留守電に伝言が残ることが多くなってきました。

申込書の内容確認や現状確認なのかな?

電話受けれたり、折り返したり。

 

ある日、オットがテレワーク中に受けた電話が一日3本あって、その内容報告を受けていた時…名前を聞いて、「あ、ここに入れる」って思ったんですよ、不思議と。でも老健の時に口からそのまま出したら怒られたから(笑)

でも9月には決まるって何故か思ったんです。

※施設の方と電話で話すことで少し込み入った情報なども聞くことができて…そこの施設に入れるかわからないのに色々教えてくれました。中には不安煽ってませんか?みたいな話もあったけど、他の施設からの電話で聞いてみたり。内容に踊らされずしっかり見極めることも大切だなーと。いずれにしても我が家は全然情報なんて入ってこないから本当にありがたかったです。

 


不思議とご縁のある施設さんは義母との面談スケジュールがトントンと組まれていくんですね。

わたしの中で第二候補だった施設さんは面談がクラスターが出てなかなか決まらなかったり。。。電話が直接取れるところと取れなかったところと。。。折り返しの電話が来たり来なかったり。。。


ほんと面白いなって状況観察してました。

 

面談が通り、特養に入る前に健康診断を受けたのですがそれも老健さんが素早く対応してくれて、書類もおそらく早々に特養に送ってくれたのでしょう。諸々の審査が無事通り、結果的に9月には特養に入れる通知をもらいました。


内定をもらって特養に説明と契約に行ったのですが、特養の相談員の方も、老健さんの方ですぐに色々動いてくれたからって言ってました。

※ご時世的なもの、体調的なものすべてがうまく嚙み合ってこそスムーズだとは思うけれど、個人的には日頃からメールでのやり取りで情報共有等してたのも大きかったのかなと思います。

 

実際の入所は10月だったのですが無事お引っ越しが終わり義母の住所も特養に変更になりました。


入れたからもう安心と言うわけではなく、医療行為が必要となった時など、場合によっては出て行かなくてはいけないこともあるそうです。

入院した場合も籍をとっておいてくれる期間が最低限決まってる事も電話雑談で知りました。


とはいえ色んな先のことを心配しすぎて動けなくなるのもなんですので、想像している最悪が起きた時はその時できる事で対応していくしかないんですよね。


まずは、これで義母に関しては一区切りです。



今回、いきなり要介護5になって

大急ぎで制度や知識なんかを詰め込んだのだけれど、自力勉強が多くてとても大変だったけれど、結果的に自分の栄養になったと思います。


もっと沢山施設があれば待機の方が減るのにと言う意見もあったけど、わたし自身はこういう施設や制度があって有難いなーって思ったし介護保険料はこう言う事に使われてるのかなと思ったり。


あ。願わくば、必要かもしれない【垣根を越えた手続き一覧】がネットでみれたらいいなーとは思った(^^)

必要か否か、申請できるか否かは、窓口で知れればいい。必要な手続きの事を急に直面した素人がすぐ知れたらありがたいなーって思ったかな。



これだけは言えるのは…この出来事を好んでる事やりたい事と思ってはいないけど、目の前の現実として比較的前向きに取り組んできたと思ってます。

疲れを残さないよう身体も念入りにケアしてきました。


それでも!!!


自分を満たすと言うことが後回しになりエネルギーが枯渇してエンストを起こしました。

自分で空っぽになったのがわかりました。


意識してきたつもりでもエンスト。


介護は先が長い前提で、1人で頑張らず背負わず、で、やる時と休んで満たす時の緩急のバランスが大切だなって感じました。


そしてエンスト起こしたら他者のサポートを遠慮なく受ける事も必要だと思います。

てか、エンスト起こす前にがベストですね。

(わたしもメンタルサポートうけて早めに解決です)



ここまで特養に入所したまでの我が家の備忘録。



認知症とわかった時に読んだ本。

素人にもイメージしやすかったです(^^)