乳がんです。と言われてすぐに考えたのは、
これからどんな生活をしていけばいいんだろう?
ってことだった。
その中でまず食生活を見直そうと思ったの。
何かを食べたら治るわけではないけど、少しでも
可能性があるならば取り入れたいと思うのは
当たり前のことだよね。
でも、アタシが食にこだわるには理由があるの。
悔やんでも悔やみきれない過去のお話。
何が原因でがんになったのか。
アレが良くなかったんじゃないか、コレが原因だろうか。
そんな後ろを振り返っても意味がないことは分かってる。
でも、どうしても考えてしまうの。
アタシは25歳を過ぎたころから約10年間摂食障害だった。
拒食症から過食症っていう典型的なパターン
もちろん最初は軽度。だから病気だなんて思ってなかった。
でもどんどん悪化していって、自分でも分かってはいたけど、
どうしても病気だと認められなくて、見て見ぬふりを続けた。
やがて限界が来た。アタシは社会生活を送れなくなってしまった。
食に支配されちゃったの。本当に苦しかったぁ。
ぶっ壊れたのが35歳くらいかな。
それからは、やれる治療は何でもやった。
アル中と同じで、どうなったら完治ってのがないんだけど、
薬がいらなくなり、常識的なレベルで食をコントロール
できるようになるまで3年かかった。
でもね、約10年間(後半の2~3年は特にだけど)、
アタシは食べることで自分の心も体も傷つけてきたの。
過食の時は、ジャンクなもの、コンビニのものばかりになる。
一度にありえない量の食べ物を体に詰め込み、血糖値を急激に上げ、
塩分と糖分と高カロリーで体を酷使する。
精神的には罪悪感と、我慢できない自分、
ちゃんと食べれない自分ににイライラし、
最後には生きる気力もなかった。
ネガティブな精神と、最低な食生活。
体重は最終的にはプラス10キロだった。
免疫力も生命力も下がりまくりだったと思う。
どうしてもこのことを後悔してしまう。
きっと摂食障害はかなり大きな原因だったんじゃないかなとか。
だからね、ここからは、それまでの分も取り返したいって思いがある。
体が喜ぶことをしたい、免疫力を上げたい。
でも、がんじがらめにするつもりはないよ。
元摂食障害者は自分のことは良く分かってるつもり。
ストイックに食事をコントロールしすぎると、過度のストレスになり、
また過食してしまう。
アタシのがんはホルモン依存するタイプだから、
あまり皮下脂肪たっぷりなのもよくないみたいだし。
自分の体にとって必要なもの、不必要なものを
一つづつ見極めて、納得のできるものを体に入れていきたい。
幸い、お料理は大好きなので、新しいレシピを試すのも楽しい。
また食事のことについては書きますね。
ちょっと暗い過去のお話になってしまったけど、
今は、すごく前向きだし、生きる気力もみなぎってますよ☆
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