今回は、植物細胞のプロトプラスト(細胞壁のない細胞)を作ってみました
材料は~
・ピーマン
・赤パプリカ
・オレンジパプリカ
・トレビス(紫キャベツの代用)
・ニンジン
です。
カラフルにしてみました
まず酵素でセルロースなどの細胞壁を溶かします
材料を3~4mm四方に切り刻み、酵素液の中へ
本来はこの酵素反応を30℃ O/N(オーバーナイト:一晩)行わなければならないのですが、
こんな方法で、30分で出来ます
![これ](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yucaco007/535892.gif)
デシケーターで3分ほど減圧
すると、植物組織内の空気が抜け、酵素が浸透しやすくなります
そのあと、恒温槽30℃30分の湯浴
5分ごとに転倒混和します。 *激しく混ぜちゃダメ
そのあと材料片を取り除き、3~5分ほど静置して、沈殿物を少量吸い取って観察
赤パプリカのプロトプラストです~
細胞壁が壊れた細胞は細胞膜だけになるため、一番安定な形状になります。
すなわち、
プロトプラストは、必ずまん丸です。
形がゆがんでいたら、どこかが壊れていますよ。
こちらはピーマン
お次は、トレビスといいまして、紫キャベツの代用として使いましたが、
見た目は紫キャベツなんですが実はキク科だそうで、まったく違う種類です
でも、観察は上手くできました
下の紫の(葉)と、白いの(芯)です。
パプリカ、ピーマンと色素の様子が違いますね!
なぜかわかりますか
こちら、トレビス(紫パプリカの代用)とピーマンを細胞融合させてみました~
今回はこのようにトレビスの中にピーマンの緑が入り込んだような感じですが、
融合の仕方(見え方)にはいろいろあるようです
おまけ写真ですが、
トレビスの気孔が見えました。
この観察、結構小学生~中学生にもオススメ
少々試薬やコツがいりますが、楽しいと思います~
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