ゴッホアライブという展示を見にいきました。
行くまで詳しいことを知りませんでしたが、ゴッホの原画は一枚もなかった(笑)

何枚もの大きなビジョンを使って、ゴッホの作品を動画のように動かしたり、音楽でゴッホの心情を表したり。
原画を見ながら独自で感じることとはまた違って、今回の展示は映像作品を映画館で鑑賞するような展示になっていました。

私の視覚的には、大きく拡大された画面でゴッホの絵を眺めるのはありがたいことでした。
今後もこういう展示で、美術館でいろんな画家のたどった画風の変化や、作品のバックヤードを学ぶのはいいことだと思いました。
特に学校教育にはもってこいだと思います。

ただ、私はたまたま座って眺めることができたのですが、約40分間の映像を立ち見するのはかなりきつい。
そして、座る場所がないから仕方なく人が立ってるその後ろにも、この展示の見せ所である映像が映されてるから、それが人影で見えにくくなっているなど、映像を見てもらう環境は、もっともっと工夫を凝らして欲しかったなと思いました。
優先座席的なものもないから、お年寄りなどはあれを立ち見して通しで見るのは無理だと思う。

2500円と割と高い料金なので、映画館のように時間ごとの指定席にして、みんなが楽しく鑑賞できたらよかったのになと思いました。

満足を提供するって、難しいようで、案外簡単なことで人は満足できるから、あとちょっと思いやりがあるかどうかだけじゃない?と思いました。
今後の改善に期待します!