ときどき、子どもを持つお母さんから「子どもに友だちが少ない…」とか、「学校行事に参加したくないと言う、あんなに楽しいのに…」などの話しを聞きます。

そう心配しているのは大抵、友だちが多くて、学生の頃に楽しい思い出が多いお母さんです。
気持ちはとってもわかります(笑)

でも「〇〇でなければ幸せでない」という考えには「自分にとっては」という言葉をつける必要があります。

それは自分には楽しかった、自分にはいい思い出、そこを幸せだと感じる
あなたの感覚を誰も否定しません。
本当によかったね!と思います。

でもそれを人の幸せの条件だと考えてしまうのは一方的です。

例えば私の子どもの頃、当時の母親たちは「結婚しないと幸せじゃない、子どもを持たないと幸せじゃない」と信じていました。
なので、自分の子どもにもそう教えたり、そうなることを求めていました。
でも、今は「それは必ずしも幸せの条件ではない」と多くの人が知っています。
全員が同じことを信じなくてもいい時代になったんです。

それでも、人間は自分自身の体験や記憶を信じてしまう傾向はあって(笑)
友だち多い、思い出多い、お出かけ多い、お誘い多いetc
これが幸せの象徴だから!と、それを実現しない子どもが不幸に見えるお母さん。

その目線は、〇〇していない人、〇〇持っていない人、へん〜かわいそう〜という、ちょっと幼い感覚ですよね?
きっと自分の子ども以外には、フラットな感覚でいられるんだけど、あまりに愛し過ぎて、かわい過ぎて、幸せになってほし過ぎて!
お母さんが駄々をこねている状態になるんだと思います。

現在の、そのままの子どもの状態を、まずは完璧な姿だとオッケーオッケーと感じてみてください。
そして、心配ではなくて、子どもが困っていそうなら、色々なサポートが入ることを願ってあげてください。
かなり助かるはずです。

また、自分が子どもの状態を、これで大丈夫だ!と思えるようにしてほしいと頼んでください。

時代によって、個人によって幸せな状態はぜんぜん違うものです。

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