たくさんある「人それぞれの資質の違い」のなかに「理論的思考と感覚的思考」の違いというのがあります。


この違いを理由に、お互いに否定しあっているペアが存在します。

夫婦や友だち、仕事の同僚など。

このペアは共同作業をすることが多く、行動する方向や方法を決める際、気持ちのすり合わせをする必要があります。

そんなとき、きちんと決めて納得したい理論派と、気持ちの良い方へ直感的に惹かれる方へと進みたい感覚派では、「気分良く納得するポイント」が違うので、お互いのことを、話が通じない相手と思ってしまいます。


また、これとこれを考えたら「〇〇のことは心配する必要はない」と結論づけられる理論派に対し、感覚派は「なんか心配」と不安を捨てきれないでいたり、反対に理論派がいろんな理由を述べて、〇〇が不安だと言っているのに、感覚派はなんともなさそうに、目の前の問題に興味ない風にしていたりします。


自分のことを普通、妥当、正しいと勘違いしていると、どちらも相手のことを「足りない人、わからずや、意地悪、変な人」などと考えます。


どちらの感覚もこの世に必要だから存在しているものです。

理論も感覚も必要です。

ひとりの人間がどちらも長けていることは少ないので、別々の人同士が得意な分野で力を出し合うことが大切なんだと思います。

それで多角的な視点を持つことが可能になります。


ま、もちろん感覚が似ている人とは意気投合しやすいので、話しやすかったり、気持ちが通じると思うことが多くなると思います。

でも、同じ方向の考えは、行き詰まることも多い。


行き詰まりを解体して、ものごとのあるラインを突破し、発展させるのは、それまでとまったく違う発想や理論。

だから両方必要なんですね。


違いって恩恵なんだよ!


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