年末から読んでいる本があります。
エハン塾で、昨年末の最後の講義で紹介されていたので読むことにしました。

エハン塾「量子力学と生命の謎」

かなり難しくて、読むのにすごく時間がかかってるのですが、とても面白い内容です。

「量子力学で生命の謎を解く」

著者のひとりジム・アル=カリーリ氏によるTEDでの講演

誰もが一度は
「あれってどうやってわかるんだろう?」と考えることがたくさん出て来ます。
渡り鳥がどうして迷わずに目的地に行ったり、また同じ場所に帰ることができるのか、植物の光合成、シャケが生まれた川を間違えないことなと。

21世紀の今もなお思考され続け、実験や研究が行われている様々なことの根幹に量子力学が関係しているのではないか?というテーマで書かれています。

生物学者と物理学者が共著している本ですから、生き物の生命維持や太古から繰り返されて来たことに、どう量子力学が関係しているのか、その繋がりが書かれているのがとても興味深いです。

本の中で何度も今もこの世界ではしっくり馴染まない量子の不気味な動きについて、かなり丁寧に説明しているので、やっぱりそこがすごく面白いと感じます。

是非読んでみてくださいね!