人は大変な時ほど、自分の中に閉じこもりがちになります。

今ここであの話をしたら、雰囲気がおかしくなる。
うまく説明できないから言わない。
言っても私の気持ちなんてわかってもらえない。

閉じこもる理由はたくさんあるのですが、
実は人と人が集まっているのにも、理由があります。
その場に居合せる人同士には、共通点があったり、同じテーマの学びをしていることが多いのです。
ですから勇気を出して悩んでいることを話せば、
「実は私も!」という声が周りから上がることがあります。

「そんな場合じゃない!」
閉じこもる際に、一番タチが悪いのはこの考えです(笑)

自分の思いや、起きている問題に翻弄されて、誰の話しも聞こうとしなくなり、
何も読めず、見ようとしなくなる…
たった1人でどうやってその場所から出るでしょう。
立ち上がって「誰か教えてー」と言えばいいのにな(笑)

思い出してください。
あなたには一緒にたくさん笑い合った仲間が居るはずです。
素直に笑っているあなたに何年会っていないでしょう?
まるで時間が止まったみたいです。

こんな大変な時に、人に会ってる場合じゃない!

その逆なんです。
あなたの心がその現実を作っています。
ニコニコ笑って仲間に会えたら、その現実に笑顔のエネルギーが入ってきます。

笑うと呼吸が深くなります。
そうして詰まった心に空気を入れます。
すると気持ちが柔らかくなり、思いがけない選択が見つかるのです。
実はこれは泣いても同じ効果があります。
魂を震わせることが大切です。泣いても笑っても同じです。

大変な時ほど、人と話す。
大変な時ほど、魂を震わせる。
大変な時ほど、閉ざさない。