仕事をしてると、ものすごく嫌な人が、驚くような変なことを言い出して、その人の言うことに反論したらすごく意地悪をしてくる!
だから我慢してる。
言っても仕方ないからから黙ってる。

こういうパターン多いなぁと思います。
我慢してて、別に体も心もなんともなければいいのですが、なんともないってことは我慢していない状況なので、我慢してると、やはりなんらかの症状が出てしまってることが多いのです。

真面目でいい人ほど、
「どうやったらこんな気持ちから離れられるだろう…」
とまた更に悩んで症状が悪化してることもあります。

そこで、提案です。
何かを思った時、
「と、思ってるな、私」を常につけて考えてみてください。
主役はいつもあなたです。

その人をずるいなと思った、私。
その人を行儀が悪いと思った、私。
偉そうな言い方に腹が立ったな、私。

何かを見たり、聞いたりして「うわっ、嫌だっ」と、反応してしまうのは人間なので当たり前。
いちいち反応したことに反省はいらないので、
「嫌だと思ったな、私」
と意識して、
なんで嫌だと思ったのか、わかってるつもりでも再度チェックして下さい。

毎回その発信源は違うからです。
嫌いの中身はいろいろあります。
そしてそれを元に、自分が何を嫌だと思ったのか知れば、それはあなたが主役の物語です。

「私は正直者が好き。私は行儀よくしてるのが好き。私は人に思いやりを持ちたいと思ってる」
ね、これはあなたの物語です。

けれど、
「あの人はずるいな、あの人は品がないし、あの人は横柄だ」
そう考えている間は、あなたはあの人が主役の物語に入り込んでいますよ。
その人に悪口を言われたり、意地悪をされる登場人物になっているのです。

ここはとても重要なところです。

こんな悪口を言われた私。いじめられた私。笑われた私。という意識ではなくて、
こんな悪口は嫌だと思う私。
いじめはダメだと思う私。笑われたくないと思う私。に意識をシフトして下さい。

実はいろんなことは全部、あなたにあなたのことを教えるエピソードだからです。

そして、その悪口はそんなに気にしないといけないものなのか、いじめは具体的に対策すべきことなのか、コトを分解して考えて欲しいのです。

誰かの気持ちであなたの物語が大きく揺さぶられてはいけないのです。
なんであんなこと言うんだろう?
そんなこと考えてもわかりません。いくら考えてもただの想像です!

そして、一番の恐れである
「自分が何かしたら酷い目にあう」というホラー的演出、もうやめませんか?

前もそうだった!
他の人もされてる!

わかっていますよ、でもね、その演出をやめてみてください。

あなたの物語です。
主演はもちろん、演出も脚本まで全て、あなたのものです。