今日は京都の大徳寺に行きました。
こちらのお寺には8年前にも子どもたちを連れて来たのですが、小学生だった娘が今では大学生になってしまいました(笑)

今日も年に二回、春と秋に特別拝観ができる「黄梅院」を拝観しました。
訪れたのは8年も前でしたが、お庭が素晴らしく、とても印象深いお寺でした。

枯山水のお庭ですが、今日はお天気が良くて、お庭は日差しに光る若菜に溢れかえっていました。

ここの素晴らしさはお庭と併せて、要所要所に解説をしてくれる係りの方がいることです。
丁寧に説明してくださいます。

黄梅院は、千利休が66歳の時に作ったお庭で、
「直中庭(じきちゅうてい)」と名前が付けられています。
これは中国の論語で、
「正しいことは自分の中にある」
という意味だそうです。

またお庭を眺める書院には
「自休(じきゅう)」と書かれた額が掲げられています。
この意味は、
「一度しかない人生を後悔なく生きるには、ご自分自身で立ち止まり、自らお休みをお取りください」
ということだそうです。
一休さんの名前もここから取られているとのこと。

この説明、たった5分程度でお話になることなんですよ(笑)
そんな短い時間にこんな深い内容が!

京都ってすごいなぁとまた思いました。

まだ見たことない方は、黄梅院は今月の22日まで拝観できますので、ぜひ行かれてくださいね!