例えばわたしが、誰かの心配事を口にした時、わたしが心配している、その誰かの問題と言うよりは、それを口にしているわたしの問題だと捉えた方がいいのです。

すべてはそれを思い煩い、心配している、困っているんだと語っている、わたし自身の問題なのです。

誰かのことを「そう捉えている」わたし自身の問題がそこに現れているのです。

心配をしているというのは、実はとても強い不安の表現なのです。
心配は、起こっていることを不安という形で作っています。

心配事は、起こしているその人が作っていると思いがちなのですが、そうじゃなくて、話してるその人自身がそれを作っているのです。

私が誰かを心配してるとしたら、それはその人の状態を借りて、私の問題が起こっているんだと考えた方が物事の解決は早いのです。