いつもと違う思考をすることは、案外怖いことだと昨日書きました。

怖いことですから、ヘンなたとえですが、もし習慣的に不安なことを考えてる人にとっては、
『いつものように不安なことを考えているほうが安心』
と、実際にはこんなことが心の中で起きてるわけです。

そんなに簡単に人は変わらない。

よく聞く言葉ですね、でもその通りのことです。

人の思考は、意識をしているときと、無意識な状態のときに分かれていますが、大半は無意識です。

息を吸う、吐く。これだって意識していません。
歩くときも足をどっちから出そうと、いちいち考えていません。
意識的な部分をどんなに変えても、その割合は少なめです。
むしろ無意識の自分をどう変化させるかに取り組むほうが効果的です。

思いグセというのがありますが、それはその人の素敵な個性の部分でもあるのと、クセをなくすのはかなり難しいので、新しい回路にも情報が流れて行くようにするって感じで始めたいと思います。

新しい思考回路が開いてしまえば、あとは放っておいてもどんどんその回路で情報処理していけますので、そこから宇宙の設定方法も加わり、胸のあったかくなる回路が開いていたら、その回路に伴うことが勝手に集まって、起きてくるということになります。

でもね、今その回路がないわーと感じたとしても、そんなに焦ることでもないですよ。

まずは無意識だった思考の部分に「意識を向けてみる」ことを知ったわけですから、ここからスタートです。

そのためにいったん止まる。
昨日そう書きました。
止まる方法として、深呼吸するとか目を閉じてみるなど、きっと色々あると思います。

自分が気楽にできる「止まる方法」はどんなことがあるだろう?
ぜひ考えてみてください。
私も考えてみます。