過去、現在、未来
自分を現在の所に置いて、背中の方向が過去、目の前が未来とします。

人は不安をたくさん想像することが得意な生き物なのです。
これはきっと、そうでないと安全に生きられないっていう本能でしょうね。

前の方向(未来)に進むとき、背中の方向(過去)から色んな失敗の記憶や人から聞いた不幸なことを引っ張り出してきて、『不安の想像』をします。

すると、未来を安全に過ごしたいという願望があるのに、安全とは対極にある「不安」について盛んに考えますから、
「不安なこと」が出現します。
「はい、これ、どーぞー」ってね。
もう設定なので(笑)覚えてね。

しかもですよ!その不安の想像が役に立ってるのか?!ってことなんです。
未来は真っ白で何も決まってないんですよ。
不安の想像は、そこにまず泥を塗ってるような感じになるんです。
せっかくの純白ドレスに、汚れた水が降りかかるようなイメージ。
もったいない!!

きっと、
「ううん、そんなことない。私は過去の記憶を活かしてる、だから思い出してるんだ」って方もいますよね。

それはあなたが過去の嫌だった経験を、
『わかったこと』『学んだこと』『与えられたこと』
として整理しているんです。

どうでしょう。

すでにその記憶は汚れではありません。
それらは光る叡智として活かせます。

過去も変えられます。
未来も創れます。

だけど、それができるのはあなただけです。