私が引き寄せの法則を知った夜、びっくりして、泣いて落ち込んだことをお伝えしました。

そのたった7日後のことです。
私は友人と2人でお昼ご飯を食べました。
彼女は、私に「そういえばね、言ってなかったけどね」と、何気ない感じでこんな話を始めました。


{今年25歳になる息子が2つか3つの頃だったから、随分前なんやけどね。
次の赤ちゃんを妊娠したのに育たなくて、3ヵ月を迎えることなく心音がなくなってん、
それで手術するために入院してたときのこと。

麻酔は注射だったかな?併せてマスクもしながら数字を10まで数えられなかったはず…
お腹の中を触られてる時だったと思うんやけどね。
ちょうど体の真ん中が雑巾を絞るようにキュルキュルとねじれて、プッチリねじ切れたような感じがした。
そしたら突然私は、真っ暗、無音、無風、無臭…そんな場所に運ばれてた。

びっくりして「あれ?何にもなくなってもた」って思ったら、
声だけで、男か女かもわからないけど、
「もともと何もない無だからね!ぜんぶ空想遊びだから」
と話しかけられた。
「みんな好きなように色々と空想して楽しんでいる、ほら!」
そう声に言われて、少し目線をずらすと、
真っ暗な中に、煙玉みたいな白っぽい、ぼんわりしたものがあって、
私は「あーあれが空想遊びか?」と思った。

私は声に向かって
「好きなように?だけど嫌なこと一杯ある…」
と反論するように、べそかくように言った。
すると声が
「だって、あなたがこれだけやったからとか、うまく行くまでの過程としてとか、そういうのが必要なんでしょ?あなたがわざとそうしてるんよね?」と声は答えた。

当たり前のようにそう言われて、私は何となくそのあと反論もできず、すぅーっと、辺りに見えてる光球をズームして見た。

すると、球の中に、断片的な知ってる世界、地球とか人とかが見えた。
見え方は、真っ暗な中に光の煙玉が浮かんでて、その光の煙球の中にもまた光の煙玉が詰まってるような感じ。

私はなんだかふぅーんと思って、
「思うようにとか、好きなようになんてなってないけど?」
と不満な気持ちで見てると、声が、
「だって無だからね。自分で好きなように、やってみたいこととか、展開とか考えて、自分のストーリー作って楽しむもんでしょ?!」って。


それで、次に見えたのが手術室の天井の電気。
どこなのか?何してたのか、一瞬何もわからなかったけど、見慣れない天井の電気が手術室だと思い出して、
「あっ、覚めてもた?」と言うと、看護婦さんが「覚ましたのよ、終わったよ」って言った。

「あー、へんな夢見たな」
今までそう思い続けてきたけど、このことはどこかでずっと心に焼き付いてた。
まぁでも20年以上前にこんなことを人に話したら、現実逃避とか馬鹿にされたりするので、蓋してきたんよ。

夢で見た光の球は、球の外から覗いて、なんならその球に手を突っ込んで、おままごとのように遊べるようなそんな感じだった。

あの夢を見た後、子どもが虫とか人形とか粗末にしてたり、乱暴にしてたりしてたら、
「そんなんしてたら、上から手が出て来て、配役変更とかされるで」
とか本当に思ったから、息子にもそんなことを言ってた。

マトリックスの映画見たときには、ビックリしたよ。
「あーみんなカプセルのなかで安心して空想遊びしてる。いい夢みてる。コレコレ!」って思った。
『モノは私が触るからある』っていっつも思うんよ。】


さて、このお話にどのくらい私が驚いたか、みなさんはわかりますよね。
息を呑みました。

引き寄せの法則を知ったばかりの私に、こんなお知らせがダイレクトに、瞬時に届いたわけです。

これも引き寄せの法則だったと思います。

その声が私にも聞こえるなら、きっとこう言います。

「なんで驚くのー?だってあなたは引き寄せの法則が本当にあるのかどうか知りたくなって、すぐに知るってストーリーにしてたでしょー?!」