Xさんという人は、あまり自分の感情を表に出さない。
そこが私が好きなところでもあるだけど。
だけどその本心も見えなくて、
私にはXさんに必要とされてるのは分かっていても
愛されてる自信なんて少しもない。
メールなどではいろんな夢のような言葉をくださるXさんだけど、
何気ない会話の途中で、
「僕たちは付き合ってるわけじゃない(から、彼氏・彼女ではない)」
なんて言われたことも・・・。
これは今でも、思い出すと胸が苦しくなってしまう。
だけど一番怖いのは、逢えなくなって様子を知ることができなくなること。
全くの赤の他人になってしまうこと。
そんな風になるくらいなら、と、
今は気持ちの整理をして ただただXさんに会える奇跡を
素直に喜び、受け止めるよう努めている。
Xさんは、家庭も仕事もうまくいっている。
自分に自信があり、未来への夢もお持ちでいる。
足りないのは奮い立たせてくれる女性だけ。
体だけの関係かもしれない。いや、そうなのだろう・・。
奥さんでも彼女でも愛人でも無いのなら、セフレでしかない.。
あの話し合いの日に、「体だけなんて思ってないよ。休みの日も真希のことを考えてるよ」
そう言ってくれたけど、
その言葉を聞いて安心したけれど
Xさんは気づいていないのかもしれない。
Xさんは私に興味がないということに・・・。
それならば、Xさんが手放せなくなるように
彼の望みを叶え、美しくなれるよう努力を怠らず、愛されている確信も与えて、
後腐れのない最高のセフレになってあげましょう・・・
でもXさんが私を望む間は、お水を与えてくださいね。
「愛してるよ」という栄養たっぷりのお水を。
お水を与えられなくなったら、ただ私というセフレの寿命がきたのだと
そう思えるようにします。
そんな風に、自分の考えをシフトチェンジ。
栄養のあるお水は、本当はからっぽの言葉なのかもしれないけど
たまに聞こえる耳触りのよい言葉でも、頑張れそうな気がする。
私はXさんを見続けていたい。