何でも作れると思われるとマジで面倒 | まきろんのモザログ

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JICA海外協力隊(青年海外協力隊)での活動やモザンビーク生活を記録します。
2019年4月~2020年3月 JOCVとしてモザンビークで活動(コロナにより強制終了)
2021年10月~2023年10月 モザンビーク(任期満了)

 

趣味の裁縫が功を総じて、配属先の同僚からいくつか注文を承るようになりました。ニコニコ

 

サコッシュ、PCケース、ポーチの修繕等々。

 

そして、自分で作ったヘアバンドが気に入ったようで、色の指定をして注文されたのですが…真顔

 

★何でも作れると思われている

まぁ、作ろうと思えば形さえわかれば何となく作れるんです。グラサン

 

でもね、初めて作るものだと「ここをもうちょっと大きく」とか「ここはしぼめて」とか言われるんですよ。

 

だったら、見本を持って来いムキー!!って思うんですよね。

 

で、あくまで私の場合は趣味の範囲なので細かい注文は受けたくないんです。

 

だって、面倒だから知らんぷり

 

自分の作りたいものを作って売る方が楽なんだもん。

 

稼ぐなら、顧客の求めるものを追求した方がいいんだろうけど、私の本業じゃないし。

 

初めて作るものは特に試行錯誤しないといけないから、時間がかかる。

 

マプトの同僚は良心的で、時間がある時でいいからと言ってくれる。

 

ただ、あまりにも遅いと、「できた?」と催促してくる(笑)

 

まぁ、その催促も怒られてる感じじゃなくて、「もうそろそろできてもいいんじゃない⁈」って下手に出てくれる。

 

たまに、強めに言ってくる人もいるけど。真顔

 

もう一つの配属先では同世代くらいの年齢で若い人が多いから、すぐに作って来いと言ってくる真顔

 

正直、それ言われると、「私はあんたらより何倍も働いてるんですけどムキー!!」って言いたくなる。

 

だから、あまり注文は行けたくないのだが、なんでも作れるとおもわれてしまった。

 

★破格の値段なのに、値切りしてくる

そもそも、ボランティアの立場で稼ぐようなことはしちゃいけない。というルールがあります。

 

材料は、基本的には同僚にはカプラナを持ってきてもらって、それを使うようにしています。

 

でも、カプラナじゃない布を指定してきたり、布に合わせた糸とかジッパーとかその他諸々の材料費はかかります。

 

だから、その分は請求させてもらってるんです。

 

プライベートまでボランティアをするほど私の心は広くない(笑)

 

で、ヘアバンドを注文された時は、カプラナではなく無地の布で色指定だったので、布探して買っていとも買ってって感じ。

 

大人用は50MT(約100円)、子ども用は25MT(約50円)。

 

正直、材料だけでなく労働力と労働時間を考えると倍の値段で売りたい。

 

なんなら、お土産屋さんでは4倍の値段する。

 

で、他の同僚から赤ちゃん用が欲しいと言われたので、「子供は同じ値段だよ」というと「小さいから安くしなきゃ」と。

 

はぁ~(*´Д`)ムキームキームキームキー

 

小さいから安くしなきゃという理論は分からなくもないが、小さい方が作業が細かくなるから難しいんだよ!!

 

モザンでお土産として販売されてる商品と同じクオリティーで4分の1の値段なのに、さらに値下げ。

 

どれだけの労力と時間と原価がかかってるのか、彼女はマジで分かってないムキー

 

今まで自分で稼ごうなんて思ったことないんだろうな。

 

と思うと、こういう人が時代に取り残されていくんだろうな~と世界の構図を少しだけ見た気がする今日この頃です。

 

思っていても、行動に移さないと何も変わらないって気付いてほしいものだ。(しみじみ)