makiのブログ

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鑑賞した映画についてレビューしてます!!

ネタバレありなので、まだ見ていないという方は見ない方がいいかも。

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◎悪人【ネタバレあり】

公開年

2010 139分

監督、俳優

李相日、妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明

点数

50点

リンク

http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E6%82%AA%E4%BA%BA/336818/

あらすじ

 保険外交員が田舎町で殺される事件の犯人の逃走とそれをめぐる人間ドラマ

感想

 ストーリーに関して

 人間は誰しも良い面と悪い面があり、失敗をしてしまうことはあるかもしれない。本当の悪人なんかいないのではというメッセージを感じた。出会い系であった男祐一になぜそんなに惹かれるのか、ましてや殺人を犯している犯人を前にして気持ちが冷めないというのがわからなかった。長年付き合ってきた人が何らかの過ちで、殺人を犯してしまったのを受け入れられずに、庇うのならまだわかるけど。

最後は、確かに光代を救うために首を絞めて自分で罪をかぶるのは優しさの現れだとは思うが。

 キャスティングに関して

 深津絵里と妻夫木聡の演技は良かったと思う。深津絵里の寂しさと妻夫木聡の二人の感情の揺れの表現は素晴らしかった。

◎怒り

公開年

2016 141分

監督、俳優

李相日、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、妻夫木聡、宮崎あおい、広瀬すず、高畑充希

点数

70点

リンク

http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E6%80%92%E3%82%8A/356389/

 

あらすじ

 八王子で夫婦が何者かに殺されるという殺人事件が発生し、犯人は指名手配されているが整形を行い逃走中というお話。その中で東京、千葉、沖縄で3つのストーリーが交錯して進んでいく。3都市で素性のわからない3人が他の人間と絡みあいながらストーリーは進んでいく。

 

感想

 ストーリーに関して

  途中まで八王子の殺人事件と3都市での日常が関係があるような箇所もあまりなく、別物のストーリーとして話は進んでいき、最後で一気に話を回収するが本筋までも退屈することなくそれぞれの人間ドラマを楽しむことができた。それぞれのストーリーがきっちりしていた。結末に関しては、救われない映画だとは思った。

人を最後まで信じ続けた沖縄の少年(達也)が結局、報われることがなく、泉も大切な達也を失ってしまった。

一方の千葉と東京では、愛子と優馬に関しては最後の最後まで信じきれなかった、最後に疑ってしまったために大切なものを失うまたは失いかける結果になってしまった。

なんか、信じたら裏切られて、信じなかったら裏切られるという人生のある意味リアルさなのかもしれないが、救いのなさが切なかった。

 

 キャスティングに関して

  俳優陣の本気度と迫力に圧倒される映画だと思う。森山未來の狂気さと宮崎あおいの純粋な危うい感じ、松山ケンイチの自然体な感情に希薄さ、渡辺謙の親としての苦しみ、綾野剛と妻夫木聡の愛情表現(笑)、本気のつまった迫力ある映画。

監督が厳しいで有名な李相日監督ということで、徹底した役作りには脱帽した。

宮崎あおいは7kg太り、森山未來は実際に無人島で暮らし、綾野剛と妻夫木は実際の共同生活をし(笑)、俳優陣の本気度がすごいと思った。

 

他作品との関連

 「許されざるもの」の渡辺謙が好きで、この映画を見たが、全然違う配役だったが、

親の苦しみ、悩みの表現は素晴らしいなと思った。

この監督の作品は、すっきりしないどんよりとした気分になる作品が多いな。「フラガール」以降の作品は「悪人」もそうだけど、人間の闇を照らそうとしている。

「フラガール」と同じ監督とは思えない笑

 

 

◎パーフェクト・ストレンジャー(PERFECT STRANGER)

公開年

2007年 アメリカ 110分

監督、俳優

ジェームズ・フォーリー/ハル・ベリー/ブルース・ウィリス

点数

40点

 

あらすじ

新聞記者をしている主人公(ロウィーナ)は、上院議員のスキャンダルを暴くための記事を書いたが、権力の力により記事を差し止めされてしまう。そのことに怒り、会社を辞めて途方に暮れた主人公のもとに、事件が起こる。幼馴染のグレースが何者かにひどい殺され方をしてしまうのだ。

その真相を突き止めるため、グレースと愛人関係にあり、殺害の動機をもつ社長の広告会社の派遣社員として潜入する。

 

感想(ネタバレ)

全体的に、退屈な映画だと感じた。

真相を追究していくというスリルもなく、単調に見てしまった。ある意味誰に殺されてもおかしくない状況のグレースが殺された背景に関心がわかなかった。

主人公との間柄も序盤から、関係性が良くないことはほのめかされてたが、もっと親密な友人という設定でも良かったような気がする。親友のためにというよりか、新聞記者の本能のために調査をしている様子で、なかなか感情移入しづらい。

 

もっとも、そのどちらでもなく自分の罪をカモフラージュするための芝居だが・・

どんでん返しも弱いなと感じた。犯人は意外だけどそれまでに至る伏線が雑じゃないですか。社長が犯人だと決めるような証拠も薄いのに、推測だけで話が進んでいる気がして、何とも違和感を感じた。

 

ジョヴァンニ・リビシっていう俳優がいい味出してて、良かった。