7月28日は山形の釣友が椎の木湖に来ると言うので、いつものトーナメンターと共に椎の木湖に行ってきました。今月はアイファークラブの例会でも来ているので2回目となり、入った桟橋はまたしても5号桟橋。本日も暑くなると予想してます。熱中症には気をつけよう❗️





 左には山形にこの人ありの上バリ食わせの名手、右にいつものトーナメンターが入ります。前回の釣行では初めから浅ダナセットにしましたが、今日は難しいと評判の両ダンゴから入ってみようと思います。両ダンゴは得意ではないですが、ダンゴのブレンドを色々試してみたい。そして釣れなければさっさとセット釣りに変えようという目論見です。


 竿は8尺。左隣の上バリトーナメンターがチョウチン釣りをしていて、「上に魚がたくさんいる」と教えてくれたので、いつもより大きいウキから入ってみます。悩んだ末に扶桑のGI5.5番を選択。ハリはバラサの5号で、長さは35cmと42cm。少し長め。


 エサはカクシン200cc+コウテン200cc+ガッテン100cc+水150cc+ガッテン100cc。ちょい出来上がりはネバボソです。最初はしっかりしたダンゴで反応を見て、手水などを加えて調整していこうと思います。さあ張り切って打って行きましょう❗️


 さてしっかりめのダンゴを打ったつもりでしたが、いやはやナジみません。マジですかそうですか。椎の木湖で浅ダナの両ダンゴを打つのは久しぶりなので舐めていたかもしれません。少しエサをかき混ぜて練りを加え、丁寧にエサ付けします。すると上で多少は掴まるもののなじむようになりはしましたが、続けて打ってもなんの反応もありません。しっかりめ過ぎたかもしれません。ムズイ。


 魚がまだ十分寄り切れていないのかもしれないので、サワリが出るまでバンバン打ちます。そのうち、ゆっくりナジむようになったなーと思ったらトップ2目のところでチク❗️とアタリが出ました。すかさず合わせてなんとか1枚目をGet。型は770gと椎の木湖にしてはイマイチです。しかし周囲もまだ1枚、2枚の世界。思ったより1枚目が早く釣れたので、このまま続けましょう。



 1枚釣るとサワリが無くなるので、早いテンポで打っていきます。ウキはなんとなくフワフワ動きはあるものの、アタリが出ません。たちまち袋小路に迷い込みます。芯が強すぎるのかもしれないと、手水を垂らして少し柔らかめのダンゴを打って様子をみます。すると明らかに上のヘラが反応し、高い位置からドンっと強いアタリ❗️ビックリしながらも竿を立て、なんとか堪えます。引きが強く、今度はかなり大きそうです。右に左に迷惑をお掛けしながらなんとか玉網に納めると、1320gの大きなヘラ❗️これは嬉しい。思わず写真に納めます。



 続くといいですが、同じように柔らかいエサを打っても反応は続きません。何かまた一つ展開をしなければいけないかもしれないと、ハリスを5cm長くしてみます。長くすることでさらに上のヘラに掴まっちゃうだろうなと予測すると、予測の通りやはりウキがなじまず。そしてそこからドーンと持っていかれ、1枚を加えました。魚任せでちょっと納得はいかないものの、ハリスは伸ばしたままもう少し続けます。ちょうどエサが無くなったので作り替えます。


↑「ざんねーん」


 今度はもう少ししっかりしたエサをと、カクシン400cc+コウテン200cc+マッハ100cc+GD100cc+水を200cc。ざっくりした手触りのエサが出来上がりましたが、今度はどうでしょうか。気がつけば右も左も浅ダナのセット釣りに変わっています。早いテンポでエサを打っていかないと寄せ負けしてしまうので、少し甘いエサをガツガツいきます。しかし甘いと上のヘラに食われてしまうので、ハリスを元の長さに戻します。


 当たらないからといって小さなエサを打つと上で揉まれてタナまで保たない。ハリスが長いのも同じくな感じで、口周りのスレになってしまう。さらにハリスを短くして、芯のあるエサを落とし込みで丁寧に打つとたまにアタるようになり、少しづつですが釣果を伸ばしていくことができました。思ってたより反応があるので、気がつくとお昼まで両ダンゴ釣りを引っ張ってしまいました。


 気温が高くなるとの予報でしたが、3号桟橋方面から風が吹いてきて、なんとかやり過ごせる気温となったのは山形の皆さんにとっては幸いでした。気持ちいいのですが向かい風で、私にとってはやりづらいことこの上ない。まあこれも練習と思い、落とし込みを意識してエサを打っていきます。お昼時になると更に魚の反応が少なくなります。さらに何か変えなければ。


 食堂でお昼を食べた後で、ウキを更にワンランク上げて6番にして、ハリもバラサ6号にしてみます。エサがしっかりしすぎた嫌いもあるため、カクシン300cc+コウテン300cc+マッハ100cc+GD100ccに水200cc。途中母から電話が来て、話しながら作ったエサを池に落として魚の反応を見ると、落ちていくダンゴのちょっと上をパクパクしていて、ダンゴの塊は避けているようです。しかし魚がたくさん寄ってくるとバク❗️と食ってくるので、やはり寄せていかなければならない。電話を終え、切り替えて釣りの再開です。


 ウキの動きを見ながら、魚がいなければナジんだらすぐに竿を上げて、エアを含んだ開きのいいエサを打ち込んでいき、サワリが出たりカラツンが出たらエサを小さくしたり、芯のあるしっかりしたエサを打つ。1投1投変化をつけて、考え考え釣りをするとまあ疲れます。それでも狙い通りアタリが出て釣れると、疲れが消し飛んで喜んでしまいます。食ってくるまでに時間がかかり、釣果としては大したことはありませんでしたが、魚の反応を追っかけつつかなり充実した時間を過ごしました。




 最終的に釣果は14枚ぽっち。反省としてはもっと柔らかいエサを試してみたかったなあと思います。どうしてもなじまないのが怖くて、強いダンゴになってしまうのが課題です。私もまたウワズリが恐ろしいのかもしれません。それでもダンゴはやっぱり面白いなとあらためて感じ、満足満足🎵


 山形の皆さんも大きく体調を崩すことなく、楽しんで家路に帰られたようです。また一緒に釣りしましょうね❗️



上尾もまだロマンのある景色があるのですよ